世界「奇景」探索百科:《ヨーロッパ・アジア・アフリカ編》

  • 原書房
3.27
  • (1)
  • (5)
  • (7)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 49
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562054626

作品紹介・あらすじ

世界中の奇異な風景から様々な事情のある廃墟、現実離れしたオブジェ、知られざる遺跡・遺物を集大成。エリア別に地図、写真や図版とともに紹介します。不思議すぎる世界を「体験」できる百科図鑑です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 数が多くて目移りしてしまう。

    表紙は「マンセル要塞」イギリス、テムズ河口沖
    1942年、テムズ河口を守るため、ドイツ軍の爆撃を守るため作られた。何度か他の本でみている。

    ○旧ユーゴスラヴィアの第二次世界大戦の戦勝記念モニュメントがインパクトあり。共産主義を称えるチトー大統領によってたてられる。荒々しさと力強さが感じられるという「ブルータリズム」と呼ばれる様式。すべて灰色のコンクリート。それが風雨で黒筋ができている。
     ボスニア・ヘルツェゴビナ「ムラコヴィツァの革命記念碑」、「ティエンティシュテ戦没者慰霊碑」
     クロアチア「モスラヴィナの革命記念碑」、「ヤセノヴァツ・モニュメント」
     コソヴォ「コソヴスカ・ミトロヴィツァのモニュメント」
     モンテネグロ「コラシン・モニュメント」
     マケドニア共和国「自由のモニュメント」
     セルビア「ブバニ記念公園3つの拳」
     
    ○アメリカ「ビンガム・キャニオン鉱山」露天掘りの巨大アリ地獄といった趣。深さ1200m。

    ○イラク南部、メソポタミア湿原の「ムディーフ・ハウス」 バスラから北西へ約30km
    イラク南部の湿地帯にすむマシューブ・アラブ(湿地帯に住むアラブ人)は何千年も前から「ムディーフ」というアシで作ったかまぼこ型の大きな建物で儀式につかう。写真をみるとチチカカ湖が思い浮かぶ。1991年湾岸戦争のあとフセイン政権は、ここに逃げ込んだ反政府軍に復讐するため、湿原から水を抜き一体を砂漠化。10万のマシューブ・アラブは逃げた。2003年フセイン政権が崩壊すると、堤防を壊し再び水が戻った。が新たなダムや灌漑政策によりまた水位は下がり、前のような湿原は戻っていない。現在少数の人が戻りムディーフづくりも再開されているが元のようではない。
     !メソポタミア湿原(アフワール)は2016年ユネスコ世界遺産に登録された。


    ○トルコのゴーストタウン「カヤキョイ」
    一見、秋吉台大地がと錯覚。ギリシアとの住民交換プログラムの結果、1922年突然、廃墟になった石の住宅群。
     かつてはレヴィッシと呼ばれた住民6000人はほとんどがギリシア正教の信者。第一次世界大戦が終わりギシリア・トルコ戦争が起きると、トルコ政府は国内の正教徒をギリシアに追放し、逆にギリシア政府は自国に住むイスラム教徒をトルコに強制送還した。このカヤキョイにトルコ人が来たが自分たちの農業に適さないとトルコの別の場所に定住した。



    2018.1.19第1刷 図書館

  • 世界にある一風変わった光景について書かれている。面白おかしくした本ではなくきちんと紹介されており読みやすい。

  • ふむ

  • ページを繰るたびに奇景な写真が次々と現れる。世界には本当に奇景としか言いようのない建物・風景・文化が多いものだ。

  • 世界三大陸の様々な奇景がぎっしりと詰め込まれた、素晴らしい紀行本(アメリカ・オセアニアは別巻)。
    そのコンセプトは、タイトルにある通り「奇景」。世界遺産から個人の作成物までありとあらゆる物事場所が採用されている。
    著者にはまだまだ蓄えがあるようなので、是非とも地域を絞った続刊を出していってほしい。

全5件中 1 - 5件を表示

ジョシュア・フォアの作品

ツイートする
×