聖夜の罪はカラメル・ラテ (コージーブックス コ 1-2 コクと深みの名推理 12)

  • 原書房
3.50
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本棚登録 : 83
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562060344

作品紹介・あらすじ

クリスマス目前。毎週のように開催されるセレブたちのクッキー交換パーティで、
クリスマス限定クッキーを配る女性ベーカーが殺害された。
第一発見者はクレア。
パーティで新作ラテをサービスしていた彼女は、被害者を救える手立てがあったのではと自分を責めずにはいられなかった。
さらにニューヨークを吹雪が襲い、恋人マイクが乗った飛行機が海で墜落したという報せが舞いこんできて……!?

感想・レビュー・書評

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  • うん。最近のコージーとしてはミステリ部分がお座なりでないのはいいんだけど、やっぱり時々クレアにはイラっとさせられるw
    それにしても実にクリスマスっぽい話だったなぁ。O・ヘンリー出したとことか、犯人の動機に対する説教臭さとか。きちんとシーズンに読めばよかった。

  • クリスマスシーズン。ニューヨークでは、毎週のようにセレブが集まってパーティをしている。コーヒーのケータリングで行ったクッキー交換パーティでの殺人。クッキー交換と言う名前がついていても、クッキーを持ち寄って交換するわけではなく、ニューヨークのお菓子屋が趣向をこらしたクッキーの屋台を出し、参加者は食べ放題のパーティ。こんな華やかな状況を疑似体験できるのが、海外小説の楽しみ。クリスマスということで、美味しそうなお菓子がいっぱい。巻末にはレシピもついていて、味覚も体験できるはずなのだが、材料が。。。簡単にできるようにケーキミックスを利用したレシピは、書いてあるケーキミックスを簡単に入手できないし、エッグノックって売っているものなのって時点で躓くこともあるし。これもアメリカ人の生活を垣間見る体験ではあるのだけど、日本国内向けレシピもあるといいと思ってしまう。食べ物だけじゃなくて、お話の方も面白かったのだが、主人公はやっぱり無鉄砲すぎると思う。

  • コーヒー中毒が抜けなくてまた読んでしまった。
    人物像や事件とかにはもうあまり興味なくて出てくる地名とかをグーグルマップで検索したりそっちが楽しくなってきた。後ろに載ってるレシピは材料からして手に入らないものばかりやし。
    あと期待できるのは娘と刑事の恋物語くらいですかね。

    それと気になったのは誤植の多さ。ちょっと多すぎるよ。

  •  マンハッタンのコーヒーハウス「ビレッジブレンド」のマネージャー、クレアを主人公としたコージー・ミステリ「コクと深みの名推理」シリーズ、第12弾。
     クリスマスのクッキー交換パーティの最中(さなか)に起きた殺人事件。
     冒険めいた謎解き過程は乱雑な印象だが、被害者の素性と生い立ちに想いを馳せるヒロインの感慨は切ない。
     キャラクターの軽妙な会話を楽しむ、手軽なミステリシリーズとしては読み易い作品。
     巻末のレシピ集がボリュームたっぷりで、おまけ以上のお得感がある。

  • シリーズ第12弾。
    こんなに長く続くとはなあ。
    典型的なコージーなわりにはミステリがしっかりめなのが、読み続けられる理由だな。(失礼)

    ただ今回は、えらい詰め込んだなー、という印象。
    ハラハラ感が増したのは良いことなんだが、これだけのページ数で書いてくれても、そういう印象を持ってしまうほど。
    なので、もったいない感じを抱かないでもないんだが、殺された彼女をもっと書いてあげたかったのかもしれんなあ、とな。

    また次作が待っているのは、素直に嬉しい。

  • Mに対するビレッジブレンドのみんなの想いがあったかくて、優しくて切ない。

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