- Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562070008
感想・レビュー・書評
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実は児童版も家にあったりもしたのですが、
『指輪物語』と揃った装丁で並んでいたのでつい。。
久々に読んだら結構忘れていることも多く、それなりに新鮮さも。
ドワーフもてんこもりで、ドワーフ好きにはたまらないかも、、?
裂け谷(Rivendell)やゴクリ(Gollum)など、
『指輪物語』ともリンクする内容もあちこちに。
で、ドラゴン退治やエルフにドワーフ、ゴブリン等々、、
古今のファンタジーのスタンダードがいろいろと詰まってるなぁ、、とあらためて。
『ロードス島戦記』のシューティングスターのモデルは、
スマウグそのままな感じですしね、、巣穴の描写とかも含めて。
今から映画が楽しみで仕方がないのですが、全部で3部作とは、、
物語がどう分けられていくのかも、気になっています。
ガンダルフ視点の物語が、もうちょっと増えるのかな、なんて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
借りたもの。
『指輪物語』に比べると文体が子供に語りかけているようで、童話のようだ。
ビルボ・バギンズがふとした事から、平和なホビット庄から引っ張りだされ、ドワーフ達と共に竜退治の旅に出る。
ビルボのドワーフやトロルとのコミカルなやりとりが面白い。
ゴラムとの謎々大合戦は勉強?になる。
『指輪物語』翻訳初版の訳より読みやすい。
文庫でありながら、注釈の充実ぶりに感嘆。
イギリス文学のオマージュや関連を指摘。この物語を深く味わえる。
映画化記念に一読の価値あり。
イギリスコメディアン・マーティン・フリーマンがビルボ・バギンズを演じるのも納得。-
2014/04/03
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> nyancomaruさま
そうですね、最後は若干ズルではありますが…
最初に決めたルールからは外れていないという……
英語の言葉遊...> nyancomaruさま
そうですね、最後は若干ズルではありますが…
最初に決めたルールからは外れていないという……
英語の言葉遊び、ダジャレの謎々が面白いです。2014/04/05
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「ホビットの冒険」の文庫版です。岩波版とは訳者が異なりますが、原語を意識できるこちらの方が現在の自分には好み。ただ、子供の頃読んだ岩波版への思い入れは消えませんけどね。資料的にも充実していて素晴らしいです。
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映画を見て、来年まで待ちきれないので原作購入。
指輪物語も全巻読んだが、やっぱり原作を読むと昔ながらの善きファンタジーだなぁと思う。
ゴラムの「いとしいしと」が原作では「愛し子チャン」なのも面白い。
あと、注釈の多さにはビックリ。
ストーリーの感想は下巻で。-
「来年まで待ちきれない」
とってもエンターテイメントしてましたねぇ~
目が疲れるので3Dは遠慮したのですが、もう一度観に行くとしたら、3D日...「来年まで待ちきれない」
とってもエンターテイメントしてましたねぇ~
目が疲れるので3Dは遠慮したのですが、もう一度観に行くとしたら、3D日本語吹替にしようかと思っています。。。2012/12/27 -
コメントありがとうございます♪
原作は戦闘とかが少ないけど、映画は見せ場だらけでしたね!
1回目は2D字幕だったので、明日あたり3Dで2回目...コメントありがとうございます♪
原作は戦闘とかが少ないけど、映画は見せ場だらけでしたね!
1回目は2D字幕だったので、明日あたり3Dで2回目見てきます(笑)2012/12/28 -
「3Dで2回目見てきます(笑) 」
観に行かれましたでしょうか?
私も時間作って「3D」観に行きたいなぁ、、、「3Dで2回目見てきます(笑) 」
観に行かれましたでしょうか?
私も時間作って「3D」観に行きたいなぁ、、、2013/01/08
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岩波少年文庫版の『ホビットの冒険』は、『指輪~』にはまったときに当然読んでいるんですが、これは新訳で詳細な注釈つきのが文庫になったので、来月の映画公開にあわせてちょっと復習がてら読んでおこうかなと。ただ注釈つき、嬉しいんですが、1冊につき4分の1(実に100ページ以上)くらいが全部細かい文字ぎっしりの注釈なので、本文と照らし合わせて読んでると、なかなか先へ進めません(苦笑)。注釈自体は、トリビア的なものが多くて、それはそれで面白かったんですが。
瀬田訳が出た頃より、トールキンに関する研究もずっと進んでいるわけだし、訳者もより正確に、というのを心がけてくれたようですが、個人的には、たとえ意訳すぎだと言われても、瀬田訳独特の言い回しには愛着があり、とくにゴラムの指輪に対する呼びかけ「いとしいしと」が今回「愛し子チャン」という中途半端な訳になっていたのはちょっと違和感ありました(もとの英語は「my precious」)。たとえば指輪のほうでも「Strider」を「馳夫さん」って呼んじゃう瀬田訳の独特のセンス、今となっては愛おしいですもの(笑)。
人名も、トーリンがトリンになったりと、ドワーフたちのほとんどから名前の中の「-」が消えてましたけども、こういうのは発音の正確さ優先なら仕方ないのかなあ。さすがに「ビヨルン」が「ビヨン」になったのは、なんかちょっと変…って思っちゃったけど(苦笑)。でも全体的にはすごく配慮のゆきとどいた印象の訳文なので、訳者さんへの好感度は高かったです。-
瀬田訳には独特の親しみやすさや温かみがありますよね!垢抜けないんだけど、そこがまた物語世界と合ってるというか。
山本訳も、なんというか作品...瀬田訳には独特の親しみやすさや温かみがありますよね!垢抜けないんだけど、そこがまた物語世界と合ってるというか。
山本訳も、なんというか作品と向き合う「誠実さ」「真摯さ」が感じられてなかなか好感度高かったです。
トールキン作品の場合、単純な翻訳だけでなく、世界観や背景に対しての理解もないと難しそうですし、そこをすっとばすと、戸田奈津子の映画版字幕みたいに、ファンから非難轟々になっちゃうんですよね(苦笑)2012/12/14 -
「戸田奈津子の映画版字幕みたいに」
そう言えば、そんなコトがありましたねぇ~。
「ホビット」観てきましたが、しっかりエンターテイメントしてま...「戸田奈津子の映画版字幕みたいに」
そう言えば、そんなコトがありましたねぇ~。
「ホビット」観てきましたが、しっかりエンターテイメントしてました。なかなか良かったですヨ!2013/01/07 -
2013/01/08
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同じ路線で勝負(?)しないのは正解でしょう。まぁ読み比べられるのが一番ですよね。。。同じ路線で勝負(?)しないのは正解でしょう。まぁ読み比べられるのが一番ですよね。。。2014/03/01
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指輪物語へと続くホビット、ビルボの冒険物語。
指輪物語はホビットやドワーフ、エルフ、人間が悪との戦いに挑む壮大な物語だが、そのきっかけになったと言ってもいいビルボの冒険は、無理矢理ドワーフのお宝探しに付き合わされたのが始まり。いかにも児童文学的設定だが、ビルボ達の旅路は壮絶。
読み応え充分です。 -
ホビットの村で優雅に暮らしていたビルボが、ある日急に魔法使いガンダルフに無理やり引っ張られ、宝探し(取り戻し)をする羽目に。
きっかけからビルボが訳の分からないまま、ドワーフ族と旅に出る光景は、可哀想というかなんというか。ひたすら帰りたい、と旅に受け身なビルボがどう変化していくか。 -
上下読了 ホビットのバギンスが13人のドワーフと魔法使いガンダルフと一緒に悪いドラゴンに奪われてしまったドワーフの故郷を取り戻す冒険にでかける話 映画でラストを知っていても最後バギンスが故郷に帰る章は今までの苦労や出来事が走馬灯のように胸を駆け巡り、号泣ですわ‥ ホビットと一緒に大冒険している気持ちで読めた。名作すぎるな。出てくる登場人物みんなが完全な善人ではないし、(特にドワーフ頑固すぎ)バギンスは道中ベーコンエッグのことばっかり反芻してるし、人間味がありすぎるなあ。トリンが死んでしまうときに言った「君みたいな黄金より呑気な暮らしを大切に思う人が増えたらいいのに」っていうテーマがロード・オブ・ザ・リングの欲の無い甥っ子のフロド君しか指輪を返せないっていうところに繋がってるよね。というかいろんな所がロード・オブ・ザ・リングの旅程とリンクしたりしていて、「中つ国マップ」を見ながら読んだのですごく楽しかった。バギンス氏の冒険は深くわたしの心に残ると思う。