わたしはドナーを選んでママになる 非正規の精子提供で妊娠するまで

  • 原書房 (2024年12月9日発売)
3.83
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 37
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784562074877

作品紹介・あらすじ

期待、偏見、挫折……そして待望の妊娠へ。選択的シングルマザーになることを決意した女性ジャーナリストが、精子バンクを介さないインターネット上の非正規の精子提供の世界へ自ら飛びこんだ、感動の妊活ルポルタージュ

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→
    https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11597362

  • ふむ

  • 2章まで読んだところで、読み続けるか判断しようと思って最終章を読んでみて、残りは読むのをやめた。
    社会問題として、または非正規精子提供を検討してる人にはいいかもしれない。

  • はじめに
    本書は、精子提供を通じて親になることを希望する女性たちの体験や、その背景にある社会的な要因について探求しています。特に、オンラインでの精子提供市場の拡大、ドナーとの関係、そして将来の子どもたちがどのようにドナーとつながるかというテーマが中心となっています。

    精子提供市場の変化
    - オンラインプラットフォームの普及: 精子提供が伝統的なバンクを介さずに、FacebookなどのSNSを通じて行われるようになった。これにより、需要が急増し、多くの女性がフリーランスのドナーを利用するようになった。
    - COVID-19の影響: パンデミックにより、従来の不妊治療が一時的に停止し、多くの女性がオンラインでの精子提供にシフトした結果、出生率が一時的に増加した。

    ドナーとの関係
    - ドナー選び: 多くの女性が、子どもに対してどのような遺伝的背景を持つ父親を望むかを考え、ドナーを選ぶ際にその人柄や価値観も重視するようになっている。ドナーは、提供した子どもたちの人生にどの程度関与するかを考慮することも増えている。
    - ドナーの動機: ドナーになる理由は多様であり、人助けの意識や自身の遺伝子を残したいという願望がある一方で、金銭的な報酬を求める場合もある。

    子どもとドナーの関係構築
    - 透明性の重要性: 子どもたちがドナーに会う権利を持つべきであるという考え方が広まりつつある。特に、ドナー提供を受けた子どもたちが自分のルーツを知りたいという欲求は強い。
    - 倫理的な考慮: 精子提供を通じて生まれた子どもたちには、両親やドナーとの関係を築く権利があるべきだという意見が強まっている。

    社会的要因と今後の展望
    - 家族の多様性: 精子提供を通じて家族を構成する方法が多様化し、従来の家族モデルが見直されつつある。特に、シングルマザーやレズビアンカップルが増えている。
    - 制度の見直し: 現在の法律や制度が、精子提供に関する倫理的な懸念に適応していないとされ、今後の改善が求められている。

    結論
    本書は、精子提供を通じて家庭を築くことの意義と課題について考察し、特にドナーと子どもとの関係性における透明性や倫理的な配慮の重要性を強調しています。これからの社会において、精子提供がどのように進化し、より良い選択肢となるのかを探ることが求められています。

全5件中 1 - 5件を表示

佐藤満里子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×