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Amazon.co.jp ・本 (380ページ) / ISBN・EAN: 9784562075096
作品紹介・あらすじ
ポンジ・スキームやねずみ講などのあらゆる詐欺の手口や、世を騒がせた巨額詐欺事件、投資スキャンダル、架空取引、ホワイトカラー犯罪、金利の不正操作など、金融犯罪事件とその背景を金融のスペシャリストが解説する。
みんなの感想まとめ
金融詐欺の多様な手法や歴史的事件を体系的に解説した作品は、詐欺を単なる犯罪としてではなく、経済発展の一部として捉える新たな視点を提供しています。著者は、詐欺の成立条件を「信頼」「検証コスト」「規制の穴...
感想・レビュー・書評
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金融知識ほぼゼロな私には大変読みにくかったけど、ようやく通読しました〜!(実務家の書く本のあるある探検隊だけど)言葉の定義が曖昧だったり、難しい専門用語を説明なく使ったりするので、よくわかんない詐欺の詳細は適当に読み飛ばしながら読みました。それでも面白かったです!
とりあえず「ロングファーム詐欺」をGoogle検索したら、この本の話しか出てこなくて、しかもヒットしたゆうちょ財団の本書の書評※に「難解」と書いてあって心折れかけました(@_@。。
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『金融詐欺の世界史』(東京情報大学 堂下浩教授の書評)
https://www.yu-cho-f.jp/wp-content/uploads/2025summer_review02.pdf
“現実の金融犯罪や詐欺を体系化して整理することは難しいため、明確な定義を避けた上で各種犯罪を論じている点は本書の難解さを高めていると言わざるを得ない。”
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それでも読み続けたのは本書の原題が掲げるテーマLying for Money: How Legendary Frauds Reveal the Workings of Our World (私の訳:お金のために嘘をつく:伝説的な詐欺は私たちの世の中がどう動いているのかをどのように明らかにするのか?)が興味深かったから。そしてその答え(著者の主張は)一貫して非常に明確で、面白かったです。著者にシニカルな態度も相まってめっちゃ笑えました。(イギリス人のブラックジョーク好き)。一言でいっちゃうと「経済発展するためには、構造上仕方ないので、せいぜい自衛して」でしょうか。まぁ、そうだよね、とは思うけど、なんだかんだゼロリスク信奉者は多いので(そういう自分も上手くバランス取れてる自信ないので)価値ある一冊だと思います。
余談ですが、日本語タイトル『金融詐欺の世界史』というのはちょっとミスリーディングな気がします。一応、第8章の「未解決事件」の章が、歴史を説明した章になってますが…。
こういう翻訳本の日本語タイトルって、とりあえず「〇〇の世界史」とか「〇〇の科学」にしとけみたいな定石でもあるんですかね。
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経済的な知識が乏しい自分には内容的に難しかった。
詐欺と一概に言ってもさまざまな形態があるということだけは理解した。 -
気軽に読めるって感じではなかった。
金融詐欺のニュースなどを聞いたときに、歴史を振り返るために役に立ちそうではある。 -
詐欺を単なる犯罪や道徳的逸脱ではなく、経済発展に伴う構造的現象として捉える視点を提示している。著者は詐欺の成立条件を「信頼」、「検証コスト」、「規制の穴」の三要素に整理し、歴史的事例から現代までを体系的に分析している。この構成は、詐欺を経済活動の一部として理解する上で興味深かった。
本書では、信頼を経済活動を活性化する要素であると同時に、詐欺発生の要因として位置付けている。信頼が検証を省略させ、結果として不正が生じやすくなる構造が説明されている。この二面性を歴史的事例を通じて描いた点が印象的だった。
この枠組みは、暗号資産やカーボンクレジットなどの新興市場にも当てはまると感じた。これらは規制が未整備で、取引構造が複雑なため、検証コストが高く詐欺発生のリスクが大きいと考えられる。
信頼の悪用という視点から経済を読み解く本書は、堅苦しい教科書的な経済論とは異なり、歴史的事例から経済の裏側を覗き見るような生々しさと躍動感に満ち、読み物としての面白さが際立っていた。 -
●2025年12月24日、Yahooフリマでフォローしてる肩が新規出品した通知きたのでチェックした。2,200円。
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【本学OPACへのリンク☟】
https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/730753 -
色々な詐欺の事例があり理解するのが難しい
大間知知子の作品
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