熱力学―現代的な視点から (新物理学シリーズ)

著者 :
  • 培風館
4.07
  • (24)
  • (12)
  • (18)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 326
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784563024321

作品紹介・あらすじ

本書は、新しい構想にもとづく現代的な熱力学のテキスト・参考書である。熱力学をできるかぎり見通しよくかつ論理的に理解することを目指し、伝統的な方法とは異なるアプローチをとる。すなわち、マクロな仕事を主役にする操作的な視点から熱力学全体をとらえ、等温での操作(第二法則)と断熱下での操作(第一法則)をそれぞれ議論したあと、両者を統一する枠組をさがすことで、自然に熱力学の全体像に到達する。理解が困難といわれるエントロピーについても、「エントロピー原理」を中心に明解で生き生きとした位置づけを行なっている。初学者はもとより、すでに熱力学を学んだ読者にも深い理解が得られる最適な書である。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【マテリアル工学科】ベストリーダー2020 第7位

    東京大学にある本はこちら
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2001098045

  • 田崎さん流に熱力学を原理から構成していて、自分には非常にわかりやすかった。熱力学は高等な数学を必要としないし、なんとなく解けはするけど。モヤッとしたもので、、、そう思っていたが、原理から構成されたこの書で改めて学んでみるとそのもやが晴れてスッキリできた。

  • 学生購入希望で購入した図書(2019年度)
    【所在】3F開架
    【請求記号】426.5||TA

    【OPACへのリンク】
    https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/book/187537

    これまでに学生購入希望で購入した図書の一覧は
    http://www.lib.tut.ac.jp/irai/kibo.html#konyu_kibolist
    こちらで確認できます

  • 熱力学(主に1元系)について、よくある教科書とは少し違った視点から書かれている本です。
    論理展開が明解で、理解しやすいです。
    ※扱う内容は講義「基礎熱力学」と同じですが、論理展開が異なります。授業の参考書、というよりは長期休暇など、余裕のある時に読んでみると良いでしょう。(マテリアル工学科)

    配架場所:工4号館図書室,工1号館図書室B,工2号館図書室,工6号館図書室
    請求記号:ad:T:01.00 ,020-0:T.15 ,420.8:Sh59:32 ,S2:S10:32

    ◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2001098045&opkey=B151018724409359&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0

  • 熱力学の入門書。コンパクトにまとまっており試験や統計力学を学ぶ前の復習に役立つ。

    理教科書 420.8||Sh59||32 11317982

  • 首尾一貫して美しい理論ほど、理解しやすいものはない。熱力学の教科書は3冊目だが、一気に物理の深みに達した気になった。

    還元主義的なアプローチに心惹かれていた私にとって、新たな物理を発見できた稀有な著書でもある。冒頭部分から打ちのめされた。

    エントロピーの導入までの筋道の堅牢さ、注の教育的配慮、新たな物理的概念の導入の必然性、これまで曖昧だったり、明らかに誤っていたりした説明への指摘、磁性体の熱力学の未解決問題の提示、付録の数学的道具の解説、演習問題とその解答の適切さなど、どこを取り上げても素晴らしいとしか言いようがない。

  • 他の多くの熱力学のテキストとは少し異なる記法やアプローチをしていて、初読だと読みにくかった。けれど、詳細なところまで書かれていて通読すれば理解を深められる1冊だと思います。

    http://www.lib.miyakyo-u.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=216270

  • 画期的な熱力学の教科書。等温操作と断熱操作による「仕事」に注目して、熱力学の全体系を見事に表してくれます。論理展開が極めて明快なので、迷わされることもなく、小説を読むかのごとく熱力学の美しい世界を味わえる貴重な一冊です。

  • 熱力学っていろいろな変数の関係がごちゃごちゃしていて,たいていの本では論理がループしているような気がします.本書では力学を基礎に置いた一貫した論理でごまかすことなく熱力学の体系を明らかにしています.はじめて熱力学を勉強するのにはしきいがやや高いと思うのですが,一通り学んだ後に頭を整理するのに適していると思います.熱力学の本では珍しく,後味スッキリの良書です.

  • 親の本棚から拝借。

全20件中 1 - 10件を表示

田崎晴明の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
朝永 振一郎
A. アインシュ...
砂川 重信
佐々 真一
有効な右矢印 無効な右矢印

熱力学―現代的な視点から (新物理学シリーズ)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×