つきをあらいに

著者 : 高木さんご

• ひかりのくに (2011年8月29日発売)

作品紹介・あらすじ

コンタは、そらにくもがかかってつきがみえないときでも、「おつきさん、くものうえでどうしているかな?」と、つきのことばかりかんがえていました。とうとう、コンタがたのしみにまっていたまんげつのひがやってきました。

感想・レビュー・書評

[lttrsさんの感想 · 2014年12月13日]

中秋の名月からススキのころの満月に読んであげたい素敵な「月の絵本」。ススキとちょうちんを持ってコンタとおじいちゃんについていきたいな。 黒井健さんのかわいいキツネを堪能できる１冊です。

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年6月3日]

「コンタは、そらにくもがかかってつきがみえないときでも、「おつきさん、くものうえでどうしているかな?」と、つきのことばかりかんがえていました。とうとう、コンタがたのしみにまっていたまんげつのひがやってきました。」

「洗った後のお月さんは本当にきれいなんだよ。お月さんは工場のけむりや車の排気ガスでよごれるから、１年に１度、満月の夜にみんなで洗うんだ。」
へぇーー！なるほどーー！！わくわく。

美しい絵本。すすきのほうきで”月を洗う”というビッグイベントの話で、特にハプニングも何もないが、キツネたちが仕事をやりとげ、月がきれいになるのを眺めていると心が満たされ、一緒に仕事をしたようで、満足満足。よかったよかった。と思う。

ふんわりした絵だが、大きく見やすいので読み聞かせに向く。秋だけでなくいろんな時に読みたい。

[水さんの感想 · 2022年12月18日]

なかなかのファンタジー絵本。所々に描かれている花が月に関連する花だったり、意識しているんだな〜とおもう

[natsumiさんの感想 · 2021年1月9日]

おつきさま洗うほっこりするような不思議なお話。

[good-nightさんの感想 · 2020年11月16日]

中秋の名月の季節に読みたい本。
ふんわりしたタッチのイラストで、ほっこりした気分になります。

息子は読んだ後、"おつきさま洗ってみたくなっちゃった〜！"とのことだったので、月とほうきを工作しておつきさま洗いごっこを楽しみました。

[おはなしピッピさんの感想 · 2020年11月3日]

なかま
１年生

[keyさんの感想 · 2019年7月26日]

4歳10か月

〈親〉
絵が好き
内容が好き ◯
今回は早すぎた。いつかまたよんであげたい ◯

〈子〉
初回からくいつく ◯
何度も読む


おつきさまをお掃除する、きつねたちのお話。
綺麗になったあとの月の絵が本当に綺麗。

[さつきさんの感想 · 2017年9月10日]

きつねがかわいい。
ごんとはまた違うタイプのきつね絵。

洗われて、明るく輝くぽっかりお月様が素敵。
夜の虹、ファンタジー！

[piromin821さんの感想 · 2014年11月13日]

みんなでお月様をキレイにあらう！満月の日に！そしてキレイになる！

[かめの歩みさんの感想 · 2014年11月9日]

秋の夜空を見上げると美しいお月様に会えることが多い。
月を見上げるのも黒井健さんの絵も好きです。

著者プロフィール

1953年千葉県銚子市生まれ。日本児童書出版美術家連盟会員。絵本の作品に『ぱんぱんぱんつ』『しろくもちゃん』『テレビごっこ』『せんたくねこさん』『ぱんぱかぱん』『ぶっぶーパンやさん』(以上、ひさかたチャイルド)、『つきをあらいに』(ひかりのくに)、『おつきさんのぼうし』(講談社)、『なまずのぽんちゃん』(金の星社)、『とらねこのしましまパンツ』(PHP研究所)等がある。

「2020年 『ネコノテパンヤ』 で使われていた紹介文から引用しています。」