わるテリアとずるドック

あきやまただし

• ひかりのくに株式会社 (2023年7月11日発売)

作品紹介・あらすじ

なんだか怖い見た目ゆえに、“わるテリアとずるドッグ” と町のみんなに呼ばれている２人組。
誰も声を掛けることができず、本当の名前も知りません。そんな2人の顔を見ると、泣き出す子どもさえいます。

でもある日、2人がおばあさんを助けているところが目撃されて…
はたまた、実は誰かを笑わせることが大好きで…

「ほんとうにそうなのだろうか？」をテーマにした、強面なのに愉快なキャラクーが登場する楽しいお話です。

怖い見た目と中身のギャップは2人の演出かも…？？　2人の怖さは天然なのか、それともあざとい演出なのか…。

感想・レビュー・書評

[湖永さんの感想 · 2024年4月29日]

見るからに怖そうな顔をしているブルテリアとブルドッグ。
そのふたりぐみは、とてもこわそうなので誰も名前を聞けなくて、わるテリアとずるドッグとみんなから呼ばれている。

いつもふたりでこっそりと何かをしているから、あやしまれていたけれど、ころんでけがをしたおばあちゃんをおんぶして家まで送ってくれて、とても優しいと…。

怖い顔してるけど実は、テリオとブルリンという漫才師だった。
声をかけるとにこっと笑って手をふってくれた。


人…犬だけど。見かけで判断したらダメだよってこと。

ブルテリアもブルドッグも愛嬌があって好きだけどね。

[はまだかよこさんの感想 · 2024年5月5日]

どなたかの本棚で強烈な表紙を見染て（笑

〈「ほんとうにそうなのだろうか？」をテーマにした、強面なのに愉快なキャラクーが登場する楽しいお話です。〉

見た目でイメージしてしまいます
つい……

でもね、本当？って考えさせてくれます

わるテリア
ずるドッグ
としか呼ばれない彼ら
でもね、

≪　あやしいよ　あの顔だもの　でもホント？　≫

[湖永さん · 2024/05/05]

はまだかよこさん　おはようございます。

確かにに強烈な表紙ですよねぇ。
でもなんだか「悪」には見えなくて。
ほんとうかなぁって捲ってみたくなりますよね。

[はまだかよこさん · 2024/05/06]

湖永さんへ
おはようございます
うふふ
表紙のインパクトすごいですよねー
彼らが笑った顔もいいんですよ
うふふ

わざわざコメントありがとうございました

[海と青硝子さんの感想 · 2024年9月14日]

犬の町のお話です。怖い顔の二人組。壁に向かって何かしたり、鞄を開けてにやりと笑ったり、にやにやしながらメモ帳に何やら書き込んだり。子犬のプータとけんじは怪しみます。そんな「わるテリアとずるドック」の正体と、日頃の行動の理由が、一気に判明！　なんという驚愕、そして爆笑！　ね。ぱっと見で決めつけてると、損しちゃうんですよ。

[Tatsuo-yさんの感想 · 2024年7月26日]

見た目、外観だけで、判断してはいけませんと言う話。キャラクターが分かりやすく、アニメのような雰囲気があるので、幼児から楽しむことができる絵本だと思います。

[ayaponさんの感想 · 2023年12月7日]

ひと（いぬ）は見た目だけで判断してはいけないと思わされる１冊。

[hosinotukiさんの感想 · 2023年10月22日]

恐そうな犬も本当は優しい．みかけで判断したらいけないね．

[たまネコ♪さんの感想 · 2023年10月1日]

人（犬）はみかけによらない（笑）

[平井小読み聞かせさんの感想 · 2023年9月14日]

4-2 2023/09/14

著者プロフィール

1964年東京生まれ。東京芸術大学デザイン科卒。『ふしぎなカーニバル』で第14回講談社絵本新人賞を、『はやくねてよ』で1995年日本絵本大賞を受賞。おもな作品は、『パンツぱんくろう』シリーズ、『たまごにいちゃん』シリーズ、『まめうし』シリーズ、『へんしんトンネル』シリーズなどがある。『はなかっぱ』シリーズは、2010年よりＮＨＫ　Ｅテレで放映中のアニメ「はなかっぱ」の原作本。

「2010年 『はなかっぱのだいぼうけん』 で使われていた紹介文から引用しています。」