月はどうしてできたか―グリム童話より (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

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感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566001534

感想・レビュー・書評

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  • 「月を作っちゃうなんて、すごい。」(M6)
    「月が買えるってなんなんだよ。買えるわけないじゃねえか。
    あとさ、これこう切ったら油が出ちゃうから俺だったら、上の方をこう切るんだけど。
    え?全部持ってくのかよ。俺だったら残す。
    何かに使えるアイテムだと思ったのかね。
    この大きさの月だったらさ、こーんなちっちゃいだろ。見たときさ、ほとんど月が見えないと思うよ。」(S9)

    兄弟の身勝手さが当たり前のように描かれていることにニヤニヤしてしまう。

  •  むかしは月なんてなかった。とりわけエクスという町は、どこより夜が暗かったんだ。この町の4人兄弟がワイの町へ仕事に行ったところ、夜になってもほんのり明るいことに気付く。その正体は月だった。こっそり盗んでエクスの町に持ち帰った。
     それからというもの、夜中に外へ出掛けてもぶつかることはなくなったし、夜になったら急いで寝ることもなくなってみんな大喜びだったんだ。
     それから月日が流れ、4人兄弟は皆死に、それぞれが1/4ずつ月を墓に持ってっちまったんだ。そしたらどっこい死人が起きだした。

  • ユーモアがあるなぁ。
    自分なりの月が出来たエピソードを作ってみたくなりました。

  • 放送読み聞かせ

  • 10分

  • 28年度(5-1)
    10分

  • グリム童話より。
    お月さまって、そうやってできたんだ!
    お話しにぐいぐい引き込まれます。
    見事に世界観を表現している絵も素敵です。

  • “月”がテーマの読み聞かせで読んだ絵本です。
    真っ暗な国に住む4人の兄弟が、明るい国からその国を明るく照らしている、木に吊るされている“月”と呼ばれているものをこっそりと持ち帰ります。その日から真っ暗だった国は明るくなり、人々は喜びに沸きました。兄弟はやがて老いていき、それぞれが4分の1づつ月を切り取り墓の中に持っていきました。地上は暗くなり、死人たちの住む地下は、兄弟が持ってきた月で明るくなって飲めや歌えの大騒ぎ。それを憂えた神様は、軍隊を連れて地下に行き、騒ぎの元となった月を空高く上げてしましました。そのときから月は空に輝いているというお話。

    地上が4分の1づつ暗くなっていき、反対に地下が4分の1づつ明るくなっていいく様子にも引き込まれます。
    同じ物語にバロル舎の絵本もあります。物語が舞台の上で進行していくような感覚で、絵柄もシュール。細かい部分の不思議な画も楽しいです。高学年にはこちらを読み聞かせても良いと思います。

  • グリム童話。
    昔、夜は暗くて歩くと人にぶつかってしまう。
    ところが隣町では明るい。それは、月を買ってきて木に吊るしてあったから。
    隣町の人はまた買って来るだろうと、4人兄弟が月を盗み帰り、皆に喜ばれるのですが、遺言で1/4は自分のだから一緒に埋めて欲しいと言い出します。
    死者の世界が出てきたり、小学校高学年がよく聞きます。
    十五夜の頃に読みたいお話。
    読み聞かせにも。

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