- 本 ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566002258
感想・レビュー・書評
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真夏の太陽が燃え盛り
蝉の合唱が窓を叩く。
そっとカーテンをひく
窓辺に一冊の本。
なにげなく頁を捲れば
そこには静寂の銀世界。
春の訪れと共に消えて
しまう運命と知りつつ、
おどけて微笑む彼の名
はスノーマン。
さいごの瞬間まで子供
たちと遊び笑顔を与え
続けた彼。
冬の淡い朝日に溶けて
しまった彼だけど、
夏の灼熱に包まれても
人々の記憶から消える
ことはない。
記憶のなかに佇む彼は
今も微笑む。
その微笑みは冬の星空
のように輝き、
その微笑みは夏の夜風
のようにやさしい。
悠久の微笑みを湛える
彼の名はスノーマン♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夢オチなのかな、絵が暖かみある。
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少年のつくったゆきだるまが真夜中に動き出す。少年は家の中を案内し、ゆきだるまは少年をつれて空をとび、遠い外国の町をみせてくれる。そして朝がきて…。
字がなくて絵で見せる絵本。少年とゆだるまの一夜限りのファンタジー。顔ができたら表情が出来て命が入った。ゆきだるまって雪なのに不思議とあたたかく感じる。迎えた朝は切ないけど、忘れられないこんな夜を過ごした少年はきっと大丈夫。子どもの頃はこんなことが起こると思わせてくれるとても素敵な絵本。 -
子供の頃アニメが好きで借りてみた。
借りたらやっぱりアニメで観たい、音楽も良いし。 -
アニメが先で好きになって、そこから絵本も見たら、やっぱり好き!
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雪だるま。
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台詞のない絵本。アフレコ大変だった
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図書館
息子にはまだ切ないっていう気持ちは難しかったみたいで
電気をピカーっとさせたりする、雪だるまのユニークな行動に爆笑でした -
文字がなく絵だけでストーリーが進む。文字がないからこそ感情の揺れが際立っているように感じた。
著者プロフィール
レイモンド・ブリッグズの作品





