ゆきだるま (児童図書館・絵本の部屋)

  • 評論社 (1978年1月1日発売)
4.02
  • (51)
  • (24)
  • (45)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 537
感想 : 41
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566002258

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 真夏の太陽が燃え盛り
    蝉の合唱が窓を叩く。

    そっとカーテンをひく
    窓辺に一冊の本。

    なにげなく頁を捲れば
    そこには静寂の銀世界。

    春の訪れと共に消えて
    しまう運命と知りつつ、

    おどけて微笑む彼の名
    はスノーマン。

    さいごの瞬間まで子供
    たちと遊び笑顔を与え
    続けた彼。

    冬の淡い朝日に溶けて
    しまった彼だけど、

    夏の灼熱に包まれても
    人々の記憶から消える
    ことはない。

    記憶のなかに佇む彼は
    今も微笑む。

    その微笑みは冬の星空
    のように輝き、

    その微笑みは夏の夜風
    のようにやさしい。

    悠久の微笑みを湛える
    彼の名はスノーマン♪

  • <THE SNOWMAN>

  • 夢オチなのかな、絵が暖かみある。

  • 少年のつくったゆきだるまが真夜中に動き出す。少年は家の中を案内し、ゆきだるまは少年をつれて空をとび、遠い外国の町をみせてくれる。そして朝がきて…。
    字がなくて絵で見せる絵本。少年とゆだるまの一夜限りのファンタジー。顔ができたら表情が出来て命が入った。ゆきだるまって雪なのに不思議とあたたかく感じる。迎えた朝は切ないけど、忘れられないこんな夜を過ごした少年はきっと大丈夫。子どもの頃はこんなことが起こると思わせてくれるとても素敵な絵本。

  • 子供の頃アニメが好きで借りてみた。
    借りたらやっぱりアニメで観たい、音楽も良いし。

  • アニメが先で好きになって、そこから絵本も見たら、やっぱり好き!

  • 雪だるま。

  • 台詞のない絵本。アフレコ大変だった

  • 図書館
    息子にはまだ切ないっていう気持ちは難しかったみたいで
    電気をピカーっとさせたりする、雪だるまのユニークな行動に爆笑でした

  • 文字がなく絵だけでストーリーが進む。文字がないからこそ感情の揺れが際立っているように感じた。

全41件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1934年~2022年。1973年に、『さむがりやのサンタ』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞。代表作の『スノーマン』は文字のない絵本。アニメーションにもなり、世界中で長く愛され続けている。ほかの作品に『風が吹くとき』など。

「2022年 『スノーマン クリスマスのお話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

レイモンド・ブリッグズの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×