ねえ、どれがいい (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566002500

感想・レビュー・書評

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  • 読み聞かせ本を選ぶときにうちの次男が「これ!みんな絶対喜ぶ!これこれこれって大騒ぎになっちゃうよ~~!」というので1年生の読み聞かせに持っていきました。
    所有時間:10分~15分程度

    【ねえ、どれがいい?
     きみんちの周りが 大水、大雪、ジャングルになるとしたら?
    どれなら食べられる?
     蜘蛛のシチュー、カタツムリのお団子、虫のお粥、蛇のジュースだったら?】
    読み聞かせのために教室に入り、カバンから本三冊出し時点で前の方子たちから「この本おもしろいんだよ!!読んで!!」の反応が。
    収集つかなくなりそうだったので「これは最後にみんなでやろうね」と、最初に他の本を読んで最後にこれを。

    まず「大水と大雪とジャングルとどれがいい?」と絵本として読んでから、「じゃあ大水がいい人!(子供たち「はーい」)大雪がいい人?(「はーい」)ジャングルが…」とやって行きました。
    読み始めるとクラスの一部の元気いい子たちが立ち上がったり飛び上がったり全部に「はいはいは~い!!」と大声で返事したり椅子に立ち上がったりと大騒ぎ。途中で何度か「後ろの子、椅子通路に出していいよ」とか「椅子の上に立っちゃうと後ろの子が見えないから座ってね」などと注意しながら、クラス全体が楽しめるように注意して進めました。
    子供たちの交通整理ながらだったので15分近くかかるし私はちょっと声がかれました(苦笑)
    統計的にまとめますと、このクラスの好みは「家の周りはジャングル、猫とボクシングをして、サンタクロースのプレゼント配りのお手伝いをして、二万円もらえるならお化け屋敷に泊まれる」ようです(笑)

    • nejidonさん
      淳水堂さん、こんにちは(^^♪
      お話し会で「あと一冊何か入れたい」というときによく選ばれる本ですね。
      でもクリスマスの頃が一番いいかな。...
      淳水堂さん、こんにちは(^^♪
      お話し会で「あと一冊何か入れたい」というときによく選ばれる本ですね。
      でもクリスマスの頃が一番いいかな。
      読みやすいので、私も大好きです。
      クラスの子たちも喜んでくれたようで、選んだ甲斐がありましたね。

      そうそう↓のコメントで、お返事をくださっていたのに気が付かず、失礼しました。
      「バックアップ」は、もちろんとっていません(笑)
      手書きの「読書ノート」に、ごく短くまとめてあって、通常はそちらを持ち歩いてます。
      作者・挿絵画家さん・出版社・出版年・ページ数・右開きか左開きか・所要時間・季節。
      以上を書き留めてます。
      すみません・・・なんの参考にもならなくて。
      それに、本棚が今のスタイルのままだったら消えてしまってもさほど後悔はないかも。
      もし元に戻してくれたなら、本気で考えます。
      2016/06/19
    • 淳水堂さん
      nejidonさん
      ありがとうございます!
      1年生読み聞かせが5月から始まったところだったので、
      運と楽しくみんなが参加できるのを!...
      nejidonさん
      ありがとうございます!
      1年生読み聞かせが5月から始まったところだったので、
      運と楽しくみんなが参加できるのを!と思いました。
      最後のページも質問形式で「…それとも、自分のベッドで寝たい人!」とやってみたら
      クラス全員が元気よく「はい!!」だったのですが、
      まだ朝だって言うのに1年生疲れてるな(笑)

      ブクログ使い方はよく分からんですよね。
      さすがにもし消えちゃったらショックなのでやりかた調べないとだな。。
      2016/06/19
  • 大好きなジョン・バーニンガムの作品。

    まず、絵が好きです!
    ソフトで優しい絵が、シュールな話もファンタジーの世界にしてくれて。
    お話とのバランスが絶妙。

    お話は「究極の選択」をしていくものなのですが、もうとにかく選べない!
    どっちもいいなぁとかどっちも嫌だなぁとか…あり得ないことなのに、かなり真剣に悩みながら、選択していく過程はかなりワクワクします!!
    なので、何度も何度も引っ張り出しては、この間と違う選択をしてみたり….
    子供の時はかなり楽しませてもらいました。

    大人になると、なんてシュールな内容なんだろうと思いましたが、やっぱり真剣に悩んでしまう面白さは変わらない。

    一緒に楽しむ読み聞かせにはぴったりの絵本だと思います。

  • 参加して楽しむ絵本!

  • ジョン・バーニンガムのファンなので、図書館で借りた。

    もしもだよ、
    きみんちの まわりが かわるとしたら、
    大水と、
    大雪と、
    ジャングルと、
    ねえ、どれが いい?
    (本文より)

    突拍子もない感じがいい。
    大雪、たか、ドロンコ、川、それから選びたくない選択肢……、たいこ、犬、かに、人ごみ、サンタクロース、そしてほんとうは……。
    シュールだったり、ほんとうに嫌だったり、楽しそうだったり、子どもにうけそう。
    たら・れば は楽しい。
    想像力たくましくあれ!

  • もしもだよ…とはじまり、たくさんの愉快な質問が。
    ああまよっちゃう。
    どれもよかったり、どれもイヤだったり。
    子どもたちはもう、言いたい放題、想像し放題!!
    にじりよって来て、ああじゃないこうじゃないと、
    個人的な事情も言ってたり。友だちと話し合っていたり。
    質問されるってなんか楽しい。自分が主人公ですものね。

  • う〜ん。究極の選択だ!?
    でも、子どもと一緒に(いや大人同士でも)究極の選択をぜひ、してみて下さい。ただ何となくこれ!っていう選択でなく、どうしてそれを自分は選ぶのかをきちんと考えて...。
     不思議と相手が見えてくる。自分が見えてくる。相手の考え方、自分の考え方がきちんとあることに気づかされるのです。
     考えるエクササイズにとても良い絵本です。

  • 大好きで何回も読んだ。
    子どもの頃、兄弟でどれがいいか真剣に悩んだのも良い思い出。

  • 中野:

  • これは、子どもからの反応が次々と出てくることが想定してつくり、みごと成功している最強の絵本。オチもさすが。

  • どれがいい?
    面白い質問ばかり色々されるので、子どもたちは大盛り上がり
    なかなか静かに読めないけれど楽しめます

    読み聞かせ時間は4分くらいですが、盛り上がってしまうと時間はもう少しかかりますね

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著者プロフィール

ジョン・バーニンガム:絵  1936年イギリス、サリー州生まれ。ロンドンの中央美術工芸学校を卒業。はじめての絵本『ボルカ―はねなしガチョウのぼうけん』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞、その後『ガンピーさんのふなあそび』(ともにほるぷ出版)で再度受賞をはたす。『いつもちこくのおとこのこ―ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー』(あかね書房)、『ねえ、どれがいい?』(評論社)、『ドライバーマイルズ』『ガンピーさんのサイ』(BL出版)など作品多数。2019年1月逝去。

「2021年 『パイロットマイルズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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