わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)

制作 : スーザン・バーレイ  小川 仁央 
  • 評論社
4.20
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本棚登録 : 2157
レビュー : 287
  • Amazon.co.jp ・本 (26ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566002647

作品紹介・あらすじ

アナグマは、もの知りでかしこく、みんなからとてもたよりにされていた。冬のはじめ、アナグマは死んだ。かけがえのない友を失った悲しみで、みんなはどうしていいかわからない…。友だちの素晴しさ、生きるためのちえやくふうを伝えあっていくことの大切さを語り、心にしみる感動をのこす絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 雪の舞う日、春を待ちながら。

    「身近な人を失った悲しみを、どう乗り越えていくのか」ということをテーマにした優しい絵本。

    アナグマが死を恐れていなかったのは、自分がいなくなってもみんなの心に自分がいる事を知っていたから。そして人生に悔いを残していなかったからだと思う。

    私にはなんの取り柄もないので、アナグマのように誰かにものを教えたり、知恵や工夫を残してあげることは出来ない。
    大好きな人たちにたくさんの言葉を残そう。たとえ、うるさがられても(笑)私がいなくなった後、私の言葉を思い出したみんなが笑ってくれたらいいな。
    アナグマのように強く優しい人でありたい。

    • hotaruさん
      けいたんさん、こんにちは。
      コメントすることをお許しください。
      この本、母に連れられて6歳で図書館通いをするようになって、ほぼ初めて自分で...
      けいたんさん、こんにちは。
      コメントすることをお許しください。
      この本、母に連れられて6歳で図書館通いをするようになって、ほぼ初めて自分で本を選んで夢中でよんだ、思い出の本です。
      死から始まるお話なのに、なんだか今でもとても記憶に残っています。
      小学校に上がってすぐのことで、寝る時間を過ぎて読んでいて母に怒られたことまで思い出します。

      あれから30年近くたった今、誰かを失う悲しみに向き合うため、また読みたくなりました。
      ご紹介ありがとうございました。
      2018/03/20
    • けいたんさん
      hotaruさん♪

      hotaruさん、こんばんは(^-^)/
      コメントする事を許すだなんて…
      コメントもらって嬉しいばかりですよ...
      hotaruさん♪

      hotaruさん、こんばんは(^-^)/
      コメントする事を許すだなんて…
      コメントもらって嬉しいばかりですよ!
      ブクログはフォロワーさんとの交流がしにくい感じがあって、私も自分からはなかなかコメントしていませんが、本の話とても楽しいですよね。

      しかもこんなに素敵な思い出のお話。
      就職で家を出ている娘を思い出して、ちょっとうるっとしてしまいました。

      私と娘も年長さんの頃から図書館に一緒に行って本を選んでいました。
      hotaruさんはその頃から「わすれられないおくりもの」を知っていたのですね!
      こんな素敵な本が思い出なんて羨ましいなぁ。
      私はこの歳になって初めて知りました。

      我が家の思い出は「14ひきシリーズ」ですね。ふたりでよく読みました。
      娘も読書の思い出をhotaruさんのように持ってくれていたらいいなぁ。
      私こそ、いい思い出を思い出させてもらってありがとうございました。

      「わすれられないおくりもの」今読むとまた深く感じられる絵本ですよね。
      2018/03/21
  • 読んだ事はないが、
    なんとなくぼや~っと(知ってる。)類の本が
    特に絵本には多い様な気がする。
    (表紙とタイトルのインパクトが強いのかな?)

    この絵本もそうだった。
    偶々私の元へやってくる事になった経緯は
    絵本の何かしらの部門で1位になっていた記事を目にした事。
    それを知った翌日、ブクオフにて
    躊躇なく手に入れられる値札をつけて現れた事。

    以上、
    なんてことないきっかけではあるが、
    結果的に今、この絵本は
    すでに家族の一員となって、ごろごろ部屋の一画で
    寛いでいる。(片付けなきゃ。^^;)

    タイトルからの想像される通り、
    絵本は死生観を語ったもの。
    死が齎す恐ろしさと深い悲しみの目を
    ちょっとだけ塞げば見えてくる、
    手の中に残っていた
    大切な人からのおくりもの、のお話。

    知ってる、とか知らないよりも
    読んで後、残ってゆく気持ち…
    大事ですね。うん。

  • 人は亡くなった後も、誰かが覚えている限り、心の中にその人は生き続けている・・・。

    アナグマとの思い出や、教えてもらったことが「おくりもの」となって、遺された人たちを支えてくれる。それは森のみんなは勿論、アナグマにとっても素晴らしい宝物ではないでしょうか。
    じんわりきてしまいました。これが小学校の教科書に掲載されているなんて意外でした。

  • 長いトンネルのむこうにいくよ。さようなら。アナグマより。


    知り合いがなくなったとき、そのひとから教えてもらったこととか学んだこと、話したことを、遺されたひとたちの間で語りたい。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「遺されたひとたちの間で語りたい。」
      しんみりするんもも、賑やかにするのも、どちらも良し。
      「遺されたひとたちの間で語りたい。」
      しんみりするんもも、賑やかにするのも、どちらも良し。
      2013/03/12
  • ずっと気になっていた。
    新しくできたこども図書館で、面だしされていたのでよんだ。

    誰からも慕われていたアナグマは、年をとってしんでしまった。
    けれど、みんなにはそれぞれ、アナグマとのあたたかい思い出がある。

    絵本をよんで涙したのは、久しぶり。
    生きること、死ぬこと。
    のこしたものと、のこされたもの。
    それぞれ、かなしいけれど、かなしくない。
    「ありがとう」の気持ちをもって、私もそんな風に生きていけたらいいな。

  • 賢く森のみんなに慕われていたアナグマが死んでしまったあと、まわりの動物たちはその死の悲しみをどんな風に乗り越えていくのか。
    最初はアナグマのことを話すたびに悲しかった心も、次第に温かい気持ちに変わっていく。なぜならそれぞれにアナグマとの思い出や、教えてもらったことが手元にきちんと残っているから。
    死ぬことは終わることではない、ということを優しく教えてくれる絵本。

  • みんなから慕われていたアナグマが、年老いて死んでしまいます。かけがえのない友の死に、みんなは嘆き悲しみますが、アナグマとの思い出を語り合うことで乗り越えていきます。アナグマが残してくれた知恵や工夫でみんなが助けあい生きていく、切ない中にも心温まるお話です。5.6歳くらいから

  • 小学校のときに先生が涙をうかべながら朗読してくれた。
    そのときはそこまで内容を理解できなくて、
    でも高校生になって学校の図書館でこれをみつけて
    ともだちと読んだとき、ぽろぽろと涙がこぼれた。

    自分にもこんな大切な素晴らしい仲間がほしいと思った。

  • 義理の父を亡くした。本当に優しくて素敵な人でした。家内の古い友達が喪中欠礼の葉書を出したのに対して、短い手紙と共にこの絵本を送ってくれた。その優しさに驚いた。そんな友達を持つ家内を尊敬した。穴熊に義理の父の面影が重なった。

  • アナグマのような人になりたい。
    私が死んだとき、残された家族や友達の心に残ることを、生きているうちにしていきたい。

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