ラン・パン・パン (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

  • 評論社
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感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566002814

作品紹介・あらすじ

クロドリは、王様にたたかいをいどむため、武装して出かけました。クロドリのおくさんが、王様にさらわれてしまったからです。とちゅう、ネコと木の枝、川、アリがなかまに加わり、クロドリの耳の中におさまって、いっしょに行くことになりました。クロドリは、王様の前にとおされましたが、さて…。

感想・レビュー・書評

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  • ランパンパンのリズムがとても心地よく読めた。

  • ★★★
    インドの民話。
    恋女房を王さまに連れ去られたクロドリの亭主は怒り狂った、どんなことをしても女房を連れ戻すぞ!
    武装も勇ましく、カエルの革の太鼓を叩いて王の宮殿まで行進だ、ランパンパン、ランパンパン、ランパンパンパンパン。
    途中で仲間になったネコ、アリの群、木の枝、そして小川をクロドリは自分の耳の中に入れ、一緒に宮殿に向かう、ランパンパン、ランパンパン、ランパンパンパンパン。
    王の難題なんかに負けないぞ、みんなで力を合わせて王を懲らしめクロドリ女房を取り戻せ、ランパンパン、ランパンパン、ランパンパンパンパン。
    ★★★

    うちで5歳児に読んでいたら、そのキレのいい音感とテンポよくかつ驚きのストーリー展開に上の7歳児と9歳児も聞きに来ました。「ランパンパン…」のリズムはぱっと耳に入りますね。
    クロドリの仲間たちが当然のように次々クロドリの耳に入るという話もびっくりですが、挿絵を見ると最初に入った猫が後続者が来るたびに「せまいにゃ~」みたいな顔になってるのがかわいいです(笑)

  • むかしむかしのインドのお話。
    クロドリの夫婦が木の茂みに住んでいた。
    亭主のクロドリはとても良い声の持ち主。
    ある日、通りかかった王様が、クロドリの亭主の声を聞いて、あの鳥を捕まえてこいと命令する。
    クロドリを捕まえにきた家来が捕まえたのは、女房のほう。
    女房を攫われたクロドリは怒り狂って、王様から女房を取り戻そうと行進を始める。
    ランパンパン!

    王様はあちこちでやらやしていて、クロドリは仲間を増やして宮殿にたどりつく。
    クロドリにネコ、どこかとぼけたような絵とランパンパンのリズムで、のりのり。
    でも、何で耳ー?!
    宮殿に象がいたり、異文化な空気が最後まで楽しかった。

  •  インドの「むかしばなし」の絵本です。なんだかいろいろ、王さまの兵隊とかゾウとか、ニワトリとか、うじゃうじゃでてくるのですが、「クロトリ」君の勝ちでした。
       https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202008310000/

  • やや絵が小さいので家庭読みに向いている。
    教科書のおすすめの本。
    〜中学年

  • ランバンバンがリズミカルで楽しいです

    味方を引き連れて、知恵を使って王様を倒そうとする姿がいいです

  • 桃太郎の鬼退治のような感じで、王様に戦いを挑むクロドリの話。仲間になるのは、ねこ、木の枝、川、アリ。皆んなクロドリの耳の中に入ってしまいます。さてさて〜

  • 30年度 3-1 4-2
    28年度(3-3)
    13分

  • 連れ去られた女房を取り戻しに王様のもとに向かうクロドリの話。とんでも系、そうきたか、と面白い。

  • 昔話には、ドラえもんの四次元ポケットのような耳が出てくることがある。なぜ耳なのだろう。

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