ちいさなもののやすらぐところ (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566007925

作品紹介・あらすじ

こごえる冬の夜、ある宿屋の近くにあるウシ小屋では、いつでも小さな者のための場所が用意されていました。つかれきった動物たちが、いっぴき、またいっぴきと、安らぎを求めてやってきます。ある夜のこと、女の人を背に乗せ、男の人にひかれたロバが、やってきました。ロバはつかれはてていました。オウシはロバにいいました「おはいりなさい」と。そして、その夜、一人の男の子が、この世に誕生したのです。

感想・レビュー・書評

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  • 〝凍える冬の夜、宿屋の近くの牛小屋に、疲れ切った動物たち(年老いた犬、迷い猫、小さな鼠)が、安らぎを求めてやって来た。牡牛がやさしく声をかける 「お入りなさい。ここは、小さなものに用意された場所ですから」・・・疲れた驢馬の背にマリアを乗せて、ヨセフがやって来た。「何処で子どもを産んだらいいのかしら?」マリアが呟いた。「お入りなさい。ここは、小さなものに用意された場所ですから」・・・その夜、一人の男の子が、この世に誕生した〟熱い信仰心がうかがえる、厳粛で壮麗な絵本です。

  • イエスが生まれるときの作品でした。

    表表紙を見ると、そんなことは感じませんでしたが、読み進めるとわかる。

    優しい絵のタッチで描かれた作品で、絵から優しさが伝わってくるような作品でした。

  • 小さなもの の やすらぐ ところていうところが
    本当は牛小屋 だったけど 一番最初に年寄りがやってきて 入れてやったら、
    その次に迷い猫がやってきて、その次に ネズミがやってきて、その次には疲れた ロバがやってきて 、人間の子供を産んだらそれがイエスキリストだった。 優しいと思った。


    2023/12/21 6歳

  • 金文字でかかれた「ちいさなもののやすらぐところ」。そう、この絵本は、12月24日のクリスマスの夜、イエス・キリストの誕生のお話です。こごえる冬の夜、ある宿屋の近くのウシ小屋には、つかれた動物たちが、いっぴき、またいっぴきと安らぎを求めてやってきます。オウシは、「おはいりなさい」と、やさしく声をかけます。動物たちは、ウシ小屋の安らぎに包まれて、わらの中でくつろぎました。ある夜のこと、女の人を背に乗せ、男の人にひかれた疲れきったロバがやってきました。オウシは、ロバにいいました。「おはいりなさい」そして、その夜、ひとりの男の子が生まれました。この男の子がイエス・キリストです。ジェイソン・コッククロフトによって描かれた絵は、今にも動きだしそうな、本当に息をしているような温かさです。 

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