グリーン・ノウ物語〈1〉グリーン・ノウの子どもたち (児童図書館・文学の部屋)
- 評論社 (1972年6月10日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566010000
感想・レビュー・書評
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ご先祖様とお話ができるなんてすてき。
精霊とか目には見えないけど存在している不思議ものを認めるイギリスの文化が生み出したおはなしですよね。
古いお城と、その周りに豊かに残る自然。お話ととてもマッチしていました。
ペストが残した爪痕もよみとれて深いお話です。
でも、そんなことは考えず、トーリー少年の気持ちでわくわくして読みました。
年をとったら大おばあさんのように子どもの気持ちが分かる人になりたいです!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
旧版でシリーズ読破しようかと。
経た歳月分の味がある。 -
癒しを求めて、図書館は児童書のコーナーへ。
グリーン・ノウ物語<5>の改訂版の表紙に惹かれて手に取ったものの、この場所にはこの初版と<5>の改訂版しか蔵書がない不思議。(同市の他図書館には蔵書があるようで安心)
海外文学は少し苦手なのですが、このシリーズは大丈夫でした。むしろ、昔懐かしい「ハウス日曜劇場」(笑)の雰囲気が感じられ、なんだか自分まで子どもに戻ったよう。
きらきらとした光にあふれた自然の描写。
季節は冬ですが、冬枯れの木々の枝一本いっぽんまでがトーリーの目を通せばこんなにも美しい。
素直なトーリーの、子どもらしい純真な好奇心で満たされた行動のひとつひとつが本当にかわいらしくて、癒されている自分を感じています。
まだ読んでいる最中ですが、さっそく続刊も予約しました♪ -
以前読んだことがある
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児童文学ですが、angelsroadさん が絶賛してて、自分が読んだことないので読んでみました。
美しい!の一言に尽きますネ。
何も起こっていないようでいて、
いろいろ起こっている感じが堪らない。
長男、爆読中。 -
病弱だった幼少期に繰り返し読んだ児童書の一つ。さみしい時に読んでたからより魅力的に感じたのかもしれない。
男の子が親戚のお家で、その家にいる「先祖代々の子供たち」と一緒に遊び、家の昔話に触れる話。
毎年洪水で家が孤立するのをノアの方舟に例えるのがステキ。 -
51才にして始めて出会ったグリーン・ノウの子どもたちとオールドノウ夫人。私の生まれる前に出版されているにもかかわらず、トーリー少年の好奇心は現代の子どもたちの好奇心や私までものワクワク感と何て同じなんだろうと思う。1120年に建てられたロンドン北ハンティングドンシャーにあるマナー・ハウスが舞台となっているらしい。そのお城のような石の家や庭の描写が素晴らしく、やはりイギリスに行きたいとしきりに思う。小学生と私のような年齢の人におすすめ。
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あまり知られていない本だけど、もっと評価されるべきだと思う。
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素っ気ない文章なのに、豊かな情景が浮かびます。子どもの頃に読みたかったな
ルーシー・M.ボストンの作品






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