グリーン・ノウ物語〈4〉グリーン・ノウのお客さま (児童図書館・文学の部屋)
- 評論社 (1968年10月20日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566010031
感想・レビュー・書評
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グリーン・ノウ物語4作目。これが一番有名なよう。
ゴリラのハンノーと少年ピンの物語。動物と人間と共に生きるには…永遠のテーマ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
動物と人との共存は、まだまだ問題ありますね〜
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グリーン・ノウシリーズ4作目。巻を追うごとによい。ゴリラのハンノーとピンとの交流が筋だが、誇り高い野生動物ゴリラの姿と、悲しいほどの真実が、ビンの目を通して描かれる。胸をかきむしられるほど悲しい悲しい気持ちになる。でも、最高の3日間を二人で過ごせた事を、ビンも読者も知っている。
オールドノウ夫人のようなおばあちゃんになりたいと私は思う。切に思ったのは、ラスト、ビンがおばあちゃんにウソを言ってしまった時のこと。本当のことを聞いた時、言えなかったのじゃない。ビンの様子を察すれば、もうそれは打ち明けたと同然だった。わかっていなかった私がいけなかったと言うところ。私は子どもに対してそんな気持ちで接することができるだろうか。心を痛めたビンをわかってあげれるおばあちゃんになりたいと切に思う。はげしい落雷で真っ暗になった時も、まったくすてきなあらしだったことっと言えるところも好き。ゴリラ退治に興味深々で見世物気分の大人より子どもの方がよっぽど偉いと思っているところも好き。 -
面白かった!
ゴリラゴリラ〜
ディズニー映画「ターザン」みたいな -
1961年に書かれた本。61年といえば私が生まれた前年。
この本に子ども時代に出会えたら良かったのに…。
堂々とした野性味あふれる美しさを持ち、囚われてもなお尊厳を失わないゴリラのハンノーと、難民となってもまっすぐと生きるピンの友情の物語。
ルーシー・M.ボストンの作品






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