- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566012615
作品紹介・あらすじ
ひいおばあさんの家で、冬休みをすごすことになったトーリー。そこは、イギリスでもいちばん古いおやしきのひとつ、グリーン・ノウでした。グリーン・ノウでは、つぎつぎとふしぎなできごとがおこって…。
感想・レビュー・書評
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この本は、私が小学生の頃に読みました。
昔のイギリスの田舎の様子が、当時の私にはうらやましくて、よくこの物語の様子を思い出しては素敵な国だなぁって空想にふけったものです。
お話もとても素敵で、テレビや映画のなかのファンタジーの世界とはまた違う、素朴なファンタジーの世界へといざなわれたような感じがします。
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日本の児童書とはずいぶん違うと思った。1950年代に書かれたとはとても思えない。楽しいだけでなく、物語の底にせつなくかなしいものが流れている。
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寄宿学校で暮らす少年トーリーが、冬休み、ひいおばあさんの古い屋敷で、300年前の3人の子供たちと出会い、友達になる話。
冒頭、洪水で先に進めないタクシーからボートに乗り換えて屋敷に向かう描写が、非日常を味わう体験で、これから何かが始まりそうな予感を与えてくれます。
グリーン・ノウ物語は6巻あります。 -
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高学年BT「冬」使用予定。
七歳の少年トーリーが、ひいおばあさんの田舎で冬休みを過ごす。
シリーズ全6作…読まなきゃだ! -
両親が外国に行ってしまい、ひいおばあさんの家で冬休みをすごすことになった少年トーリー。そこは、とてつもなく古いお屋敷、グリーン・ノウでした。ひいおばあさんは、とても年をとっていましたが、元気でいたずら好きで、トーリーの友だちの男の子のようでした。ところが、グリーン・ノウでは、次々と不思議なできごとがおこり、だれかがいる気配がします。トーリーは彼らをみつけようと家中を探し回りますが…。
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子どもの本だと侮って手にすると大変だ、読みにくいかも~トーズランドは寄宿学校のクリスマス休暇で、ひいおばあさんの住むグリーン・ノウの屋敷にやってきた。来た日は大洪水で、タクシーの先の出迎えは年寄りの庭師が漕ぐボート。広い屋根裏部屋に案内されると、不思議なことが起きるが、自分がここの子どもだというのはひしひしと伝わってくる。おばさんに聞くと、ペストであっという間になくなった3人の子ども、トービーとアレクサンダーとリネットと会えるだろうと話してくれる。徐々に気配を感じつつ、大雪の降った翌日、木の陰でテントみたいになった雪の下で遊ぶ三人に出会う~日本人がこの世界に浸るのは難しい。マナーハウスを思い浮かべなくてはならないが、テレビで少しでも見たことがあれば、想像はしやすくなる。何しろ田舎で、広大なのだ。シリーズものの第一作、The Children of GreenKnowe。この4作目でカーネギー賞を貰うのだけど、そこまで気力が持つか心配だ。1954年に原作は出版され、日本語訳は1972年で、そこから改訂新版として出た
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クリスマスにこどもに読んでほしい本。
イギリスの古いクリスマスの雰囲気タップリ。懐かしいようなあたたかい気持ちになる。 -
『トムは真夜中の庭で』がこんな雰囲気の話だった気がする。
過去や想像の世界で遊ぶ子供に対して、大人はだいたいが否定する存在。
それが、このおばあちゃんは一緒に見てくれるし遊んでくれるし。
グリーンノウの子供たちは、その世界で実在するし。
ナルニアもちょっと思い出した。
子供のときに読んだらもっと楽しめたんだろうなってシリーズなので迷うけれど、『お客様』が文学賞を取ったとあるので、それだけでも読もうか。
ルーシー・M.ボストンの作品






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