- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566012653
作品紹介・あらすじ
グリーン・ノウをうばいとろうとするおそろしい魔女メラニー。ふたりの少年とひいおばあさんは、大切なやしきを守るため、勇気と知恵で立ちむかいます。
感想・レビュー・書評
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これは、私が子供の頃に読んだものです。
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1.2巻が好きだったので、5巻目は3.4巻よりは好きでした。6巻は今までの登場人物が全部出るらしいので読もうと思います。
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再読。素晴らしい。
船上のおばあさんにクモの催眠術(魔術)がかかりそうな場面とか、最後のメラニーの憔悴した描写とか。訳者の亀井さんてすごい。いつか英語で読んでみたい。 -
これまであまり読んだことのない、自然な魔女や魔法が怖かった。
あまり好ましくない隣人の魔女ですが、魔法が解け去った後の頼りなさが、切なかったです。そんなに珍しくない台詞ですが、何故か胸に迫りました。 -
グリーン・ノウをのっとろうとする悪魔が入り込んだパワーズ博士に毅然と立ち向かうトーリーとピンとオールド・ノウ夫人。3人の人間としての美しさを失わず悪に立ち向かう姿に感動です。そして最後にピンに思いもかけなかったことが・・・。
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KiKi はこのブログでも「魔女研究」というカテゴリーを置いているように、実は「魔女」っていう言葉にはかなり弱いんですよ。 何て言うか、ものすご~く「キャッチー」な言葉で、この言葉には反応せずにはいられなくて、ある種の憧れのようなものを抱いている・・・・・そんな存在(造形物)が魔女なんです。 でもね、KiKi のイメージする本物の魔女っていうのはこの物語のオールド・ノウ夫人みたいな人なんですよね~。 少なくとも白雪姫やらシンデレラに出てくる悪意剥き出しの魔女は魔女じゃない。 KiKi にとってはそういう悪意剥き出しのキャラクターっていうのは魔女の風上にも置けないヤツ(笑)で、「魔女」というよりは「人間」だと思っているようなところがあるんですよね。 そして、そういう KiKi のカテゴライゼーションにピッタリくるのが、この「グリーン・ノウの魔女」の魔女・メラニーなんです。
メラニーは、グリーン・ノウ屋敷に残っていると彼女が信じている古い魔法の本(なんでそうなるかっていうと、遠い昔、グリーン・ノウ屋敷には魔法使いが住んだことがある!から)を捜している哲学者として、オールドノウ夫人と子供達(トーリーとピン)の前に現れます。 この人、冒頭では普通のヒトなんですよ。 小柄でちょっと特徴のある歩き方をする、普通のヒト。 ただ、彼女がグリーン・ノウ屋敷に訪ねてきてからの一挙手一投足、発言の一つ一つがいちいち癇に障るタイプ。 この世の中に、ここまでいやらしい人間はちょっといないような(それでいて、このミニチュア版だったら案外いそうな)、神経を逆撫でする天賦の才に恵まれているような、要するにお友達にはしたくない感じのヒトなんです。
(全文はブログにて)
ルーシー・M.ボストンの作品





