悪魔の物語 (評論社の児童図書館・文学の部屋)

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  • Amazon.co.jp ・本 (122ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566012745

感想・レビュー・書評

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  • 10の悪魔のお話。したたかな悪魔だが、人間もどうして、そう一筋縄にはそそのかされない。小気味よく、キレのあるノリは、著者のセンスだろう。「かわいい娘」が特に気に入った。外見の良さが、必ずしも幸せをもたらすとは限らない。でも、それは悪魔には「一兆年生きたって、理解できん」ことなのだ。誰かにイラっとしたり、腹を立てたりすると、地獄で悪魔が喜ぶ顔が浮かんできそう。争いも嫉妬も、悪魔の好物ですよ。◇ちょっぴり切ない、「バラと小悪魔」も素敵だった。

  • 悪魔も真っ青になるくらい、人間は複雑怪奇だ。

    ナタリー・バビットってかなり好き。

  • the Devil's storybook1974 評論社122p

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著者プロフィール

1932年生まれ。現代アメリカを代表する児童文学作家の一人。映画化された作品もある。『時をさまようタック』『悪魔の物語』『グリム童話 あいててて!』などの本が日本で紹介されている。

「2016年 『月は、ぼくの友だち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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