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- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566013018
感想・レビュー・書評
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コーンウォールの聖杯、を読んでいなかったので突然の三兄弟の登場に??になりましたが、読んでいなくてもそんなに問題はないです。(本の中で大まかに説明してくれます)
前巻の雪の情景から一変して今回は港町での奇祭からお話が展開していきます。三兄弟から見たウィルは、同じ子どものような瞬間もありつつ、でも自分たちとは違う老齢した雰囲気が漂い、なんだかミステリアスです。光と闇との闘いが、これからどうなるのか楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やっと3兄弟とのつながりがわかった。
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「コーンウォールの聖杯」で登場した三兄弟の再登場。
むしろこれが長いこと絶版だったために、三兄弟の登場が唐突すぎて「?」となっていたことを懐かしく思い出しました。
主人公は前作の「光」の古老のウィル少年ではなく、ジェーンです。女の子が中心となって話がすすむせいか、これは本当に感情移入して読んだ巻でした。特殊な生まれのスーパー主人公が活躍するのではなくて、普通の女の子が悩み、そして答えを出して行動していくという展開が非常にツボです。
タイトルにもなっている「緑の妖婆」―――緑の枝や葉っぱで作られ、豊壌を祈って海に投げ込まれるヒトガタ―――の台詞、其れに対するジェーンの言葉に、大泣きしながら読みました。
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