- 本 ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566014114
感想・レビュー・書評
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工場のさまざまなお部屋が楽しい!&ウンパッパ・ルンパッパ人たちの歌がおもしろい。子どもたちと親へのメッセージが込められているよう。
特にマイク・テレヴィズキーへの歌。
大人も考えさせられる歌。
テレビを粗悪のゴミとまで言っちゃってかなり尖っていますし、極端に感じるけれど、刺さる人には刺さる歌。
〝催眠術でテレビ漬け
子どもを酔わす粗悪ゴミ
そのおぞましさにわしらはしりごみ
なるほどおかけでおとなしい
暴れないのもたいへんよろしい
けんかも蹴りも拳闘もなし
お昼の支度のじゃまもなし
食後の食器もゆっくりあらう
しかしわしらは思いわずらう
先を案じて身の毛がよだつ
これじゃあお子さんどう育つ?
頭の中の感覚腐る
想像力を葬り去る
心の中はがらくたガラガラ
目が見えなくて気力の抜けがら
あとかたもない理解力に
わかるはずない空想の国の妖精の国
脳みそやわらかくふにゃふにゃぐらつく
考える力さびつく凍てつく
考えることぜんぜんできずーー目ばかりひく
つく!〟
本を読もう♪と家族が思い立ってくれたら嬉しいな、なんて期待を持って本棚に置いておきたい一冊ですね(*゚v゚*) -
ロアルド・ダールの中ではマチルダが一番好きなのだけれど、訳あって今回はこちらを読んだ。
言わずと知れた「チャーリーとチョコレート工場」の原作。
貧しさも極端に描かれているが、その貧しさの中にあってもユーモアと思いやりを忘れないバケツ一家。たった1人の子どもチャーリーは、チョコレートが大好きだが、もらえるのは年に一度誕生日の日だけ。
そんなチャーリーが住む町にある世界で一番大きくて有名だけど謎の多いチョコレート工場が声明を発表した。
世界中からたった5人の児童だけをチョコレート工場に招待する、と!世界中で招待券が入っているチョコレートを当てようと大騒ぎが始まる。 -
原著を読んだあとに読みました。
楽しさとおかしさに、狂気とブラックユーモアのスパイスが効いた物語、最高です!
世界中のチョコレートの中に、たったの5枚だけ金のチケットが封入されていて、それを手に入れれば世界一有名なワンカ氏のチョコレート工場に招待される。
もうこれだけであたりやおまけのついたお菓子に心を躍らせたことがある人なら絶対わくわくしちゃうのに、ワンカ氏が開発している夢のようなお菓子や奇想天外なチョコレート工場の設備の数々を読み進めていくにつれ、どんどん童心に帰ってしまいます。
しかも、金のチケットを手に入れた子供たちも曲者ぞろいだし、ワンカ氏だって相当の変わり者ときているのです。
わくわく感とたびたび差し挟まれるブラックユーモアににやりとしながら読了。
ジョニー・デップ主演の映画も観たことがあるのですが、原作を読んでみて、あのカラフルな世界観がしっくりくるなぁと改めて思いました。
工場で働くウンパルンパ(本書の翻訳ではウンパッパ・ルンパッパ人と訳されています)たち、映画では小さいおじさんだったけど、クェンティン・ブレイクの挿絵ではわりと可愛らしい見た目で、そこのギャップにもにやにやしてしまいました。-
すずめさんさん、はじめまして
いいねありがとうございます!
原著でも読まれるなんて素敵ですね!憧れます。フォローさせていただきます。よろし...すずめさんさん、はじめまして
いいねありがとうございます!
原著でも読まれるなんて素敵ですね!憧れます。フォローさせていただきます。よろしくおねがいします♪2021/08/07 -
111108さん、はじめまして!
今、英語多読に挑戦していて、児童向けの洋書を読んでいるんです。大人向けのペーパーバックをすらすら読めるよ...111108さん、はじめまして!
今、英語多読に挑戦していて、児童向けの洋書を読んでいるんです。大人向けのペーパーバックをすらすら読めるようになるのが目標です♪
フォローいただき、ありがとうございます!
私も111108さんの本棚、フォローさせていただきました。こちらこそ、よろしくおねがいします!2021/08/08
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映画見たことないですけど、これは映画になったらどんなに楽しいか‼️
貧しくとも、家族7人愛に溢れ、心優しい子に育ったチャーリー。
チョコレート工場の黄金の切符、駄菓子屋のおじさんと同じく、チャーリーにあげたくなりますよ。
こんな奇想天外、できすぎたお話って、ありえない!そこが、この物語のみりょくですねー。最高に素敵なラストでした✨ -
会社の方のお子さまの本を貸して頂いた。
読んでいる私は42歳(笑)
面白い本だなぁと思った。
とても読みやすくテンポもいい!
わかりか安いし道徳観も悪くない(*^^*)
少々外国的ではあるけど、子供向けの本としてはかなり楽しい本だと思う(*^^*) -
登場人物の名前が作者の意図を汲み取って意訳されていて、たとえばマイク・ティーヴィーは「テレヴィスキー」で、テレビを観るのではなく本を読もうというメッセージが名前からも伝わってきました
現代だったら「スマホスキー」かもしれませんね
著者プロフィール
ロアルド・ダールの作品





