チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566014114

作品紹介・あらすじ

チャーリーが住んでいる町に、チョコレート工場がある。世界一広大で、世界一有名なワンカの工場。働く人たちの姿をだれも見たことがない、ナゾの工場!そこへ、五人の子供たちが招待されることになった。招待状の入ったチョコレートは、世界にたったの五枚。大騒ぎになったけれど、チャーリーには望みがない。貧しいチャーリーがチョコレートを口にするのは、一年に一度、誕生日に、一枚だけなのだから…。

感想・レビュー・書評

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  • 英国の小説家ロアルド・ダールの表現修正で議論沸騰 出版社による書き換えは許されるべきか(小林恭子) - 個人 - Yahoo!ニュース
    https://news.yahoo.co.jp/byline/kobayashiginko/20230420-00346399

    カミラ王妃、ロアルド・ダールの作品に出版社が加えた変更を批判  | カルチャー | ELLE [エル デジタル](2023/02/23)
    https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a43047767/queen-consort-camilla-reading-books-230224/

    『チャーリーとチョコレート工場』オーガストは「大きく太った」→「大きい」に、ロアルド・ダール作品の“表現”が変更で批判 - フロントロウ | 楽しく世界が広がるメディア(2023-02-27)
    https://front-row.jp/_ct/17608874

    チョコレート工場の秘密|5年生|小学生のための読書案内|家庭学習研究社
    https://www.kgk-net.com/v2/pick_up/dokusyo/book_contents.php?gakunen=5&num=22

    ロアルド・ダール コレクション2 チョコレート工場の秘密 | 株式会社評論社
    https://www.hyoronsha.co.jp/search/9784566014114/

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    猫は大昔に田村隆一訳のを読みました、、、

  • 工場のさまざまなお部屋が楽しい!&ウンパッパ・ルンパッパ人たちの歌がおもしろい。子どもたちと親へのメッセージが込められているよう。

    特にマイク・テレヴィズキーへの歌。
    大人も考えさせられる歌。
    テレビを粗悪のゴミとまで言っちゃってかなり尖っていますし、極端に感じるけれど、刺さる人には刺さる歌。

    〝催眠術でテレビ漬け
     子どもを酔わす粗悪ゴミ
     そのおぞましさにわしらはしりごみ
     なるほどおかけでおとなしい
     暴れないのもたいへんよろしい
     けんかも蹴りも拳闘もなし
     お昼の支度のじゃまもなし
     食後の食器もゆっくりあらう
     しかしわしらは思いわずらう
     先を案じて身の毛がよだつ
     これじゃあお子さんどう育つ?
     頭の中の感覚腐る
     想像力を葬り去る
     心の中はがらくたガラガラ
     目が見えなくて気力の抜けがら
     あとかたもない理解力に
     わかるはずない空想の国の妖精の国
     脳みそやわらかくふにゃふにゃぐらつく
     考える力さびつく凍てつく
     考えることぜんぜんできずーー目ばかりひく  
     つく!〟

    本を読もう♪と家族が思い立ってくれたら嬉しいな、なんて期待を持って本棚に置いておきたい一冊ですね(*゚v゚*)

  • 原著を読んだあとに読みました。
    楽しさとおかしさに、狂気とブラックユーモアのスパイスが効いた物語、最高です!

    世界中のチョコレートの中に、たったの5枚だけ金のチケットが封入されていて、それを手に入れれば世界一有名なワンカ氏のチョコレート工場に招待される。
    もうこれだけであたりやおまけのついたお菓子に心を躍らせたことがある人なら絶対わくわくしちゃうのに、ワンカ氏が開発している夢のようなお菓子や奇想天外なチョコレート工場の設備の数々を読み進めていくにつれ、どんどん童心に帰ってしまいます。
    しかも、金のチケットを手に入れた子供たちも曲者ぞろいだし、ワンカ氏だって相当の変わり者ときているのです。
    わくわく感とたびたび差し挟まれるブラックユーモアににやりとしながら読了。

    ジョニー・デップ主演の映画も観たことがあるのですが、原作を読んでみて、あのカラフルな世界観がしっくりくるなぁと改めて思いました。
    工場で働くウンパルンパ(本書の翻訳ではウンパッパ・ルンパッパ人と訳されています)たち、映画では小さいおじさんだったけど、クェンティン・ブレイクの挿絵ではわりと可愛らしい見た目で、そこのギャップにもにやにやしてしまいました。

    • 111108さん
      すずめさんさん、はじめまして
      いいねありがとうございます!

      原著でも読まれるなんて素敵ですね!憧れます。フォローさせていただきます。よろし...
      すずめさんさん、はじめまして
      いいねありがとうございます!

      原著でも読まれるなんて素敵ですね!憧れます。フォローさせていただきます。よろしくおねがいします♪
      2021/08/07
    • すずめさん
      111108さん、はじめまして!
      今、英語多読に挑戦していて、児童向けの洋書を読んでいるんです。大人向けのペーパーバックをすらすら読めるよ...
      111108さん、はじめまして!
      今、英語多読に挑戦していて、児童向けの洋書を読んでいるんです。大人向けのペーパーバックをすらすら読めるようになるのが目標です♪

      フォローいただき、ありがとうございます!
      私も111108さんの本棚、フォローさせていただきました。こちらこそ、よろしくおねがいします!
      2021/08/08

  • はーもう最っ高に面白かった。
    そんなチョコレート工場があったら行ってみたい。
    まず一人一人の個性よ(笑)

    すっごく太ってるオーガスタス・ブクブクトリー。
    (Augustus Gloop)
    翻訳家の人(柳瀬尚紀さん)が一人一人本当の読みとはちょっと違う感じでその人にあったように翻訳してるみたい。
    太ってるからブクブク(トリー)ってこと……プッ…だと思う
    (多分)

    主人公であり、貧乏でもあるチャーリー・バケツ。
    (Charlie Bucket)
    『バケツ』だって変な名前。

    親がなんでもしてくれる金持ちでたくさんのチョコを買ってやっと当てたイボダラーケ・ショッパー。
    (Veruca Salt)
    Verrucaという英語があって、それがイボの意味があるからイボダラーケ。
    お父さんがピーナッツで成功して、ピーナッツに塩を混ぜるというところが出てきたから、塩という意味のSaltで、塩わしょっぱいからショッパー。

    いつもガムを噛んでいる、バイオレット・アゴストロング。
    (Violet Beauregarde)
    いつもガムばっか噛んでて顎が強くなったからアゴストロング……プッ。

    いつもたくさんのおもちゃの銃を持ちながらテレビをかじるように見ているマイク・テレヴィスキー。
    (Mike Teavee)
    テレビが好きでいつもテレビを見てるからテレヴィスキーってそのまんまだな!(笑)

    チョコレート工場で働く小人のウンパッパ・ルンパッパ人(たち)
    (OompaーLoompa(s))
    ……よく歌を歌う

    っとこんなふうに面白い人(例外あり)がたくさん出てくるからぜひ読んでみて!
    ……………これ感想じゃなくて人物紹介じゃん。
    っという前置きは置いといて、じゃあここから感想(いや前置き長っ)

    ーネタバレ注意ー

    いやー最後のチャーリーが工場もらっちゃうなんて衝撃的だね!(個人的な感想です)
    それにしてもすごいな工場!(2回目の個人的な感想です)
    ガラスの大エレベーターも読みたいね!
    ……………はい感想終わり!
    (いや前置き長いくせに感想短っ!)


  • 映画見たことないですけど、これは映画になったらどんなに楽しいか‼️

    貧しくとも、家族7人愛に溢れ、心優しい子に育ったチャーリー。
    チョコレート工場の黄金の切符、駄菓子屋のおじさんと同じく、チャーリーにあげたくなりますよ。
    こんな奇想天外、できすぎたお話って、ありえない!そこが、この物語のみりょくですねー。最高に素敵なラストでした✨

  • 会社の方のお子さまの本を貸して頂いた。
    読んでいる私は42歳(笑)

    面白い本だなぁと思った。
    とても読みやすくテンポもいい!

    わかりか安いし道徳観も悪くない(*^^*)
    少々外国的ではあるけど、子供向けの本としてはかなり楽しい本だと思う(*^^*)

  • チャーリーの家族の優しさ、チャーリーへの愛情がとても素敵でした。貧しくても優しい大人が周りにいたからチャーリーは曲がらず、いい子に育ったんだなぁと思います。

    他の4人の子どもたちに関するウンパッパ・ルンパッパ人の歌がリズミカルで最高におもしろい!ですが、案外えぐいことを言ってたり、風刺っぽい感じだったりで、子どもを育てる環境について考えさせられます。

    お菓子の名前、ワンカ氏の発明が奇抜で楽しいです!
    読んだらチョコレートを食べたくなるのかと思いきや、甘いものがたくさん出てきすぎて逆にコーヒーが飲みたくなりました~(笑)
    魅力的な工場ですが、見学に行くのは勇気がいりますね…(・・;)

  • 子供たちへのメッセージがたくさん込められたお話です。

  • とても面白かった、私はチョコレートの川が1番良かった。

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著者プロフィール

ロアルド・ダール(Roald Dahl)
1916年9月13日 - 1990年11月23日
イギリス・ウェールズのカーディフにて、ノルウェー移民の両親のもとに生まれた。第二次大戦中にイギリス空軍エースパイロットとして活躍するが、事故で重傷を負う。その時代の逸話をもとに、作家デビュー。ブラックユーモアあふれる短編小説、児童文学の書き手となった。
代表作に、『チョコレート工場の秘密』。ティム・バートン監督にジョニー・デップ主演で『チャーリーとチョコレート工場』として映画化された。他にも『父さんギツネバンザイ』などがあり、『ファンタスティック Mr.FOX』として映画化された。

ロアルド・ダールの作品

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