魔女がいっぱい (ロアルド・ダールコレクション 13)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566014220

感想・レビュー・書評

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  • 映画で観たい


  • 小さい時に初めて読んだときは、すごく恐ろしい話だった。
    大人になって読み返してみても、不思議で不気味だ。
    ロアルドダールの世界に引き込まれて、何度も読んでしまう。

  • 両親を亡くし、おばあちゃんと暮らすことになったぼく。
    おばあちゃんから魔女についてのいろんな噂話を聞きます。そして、おばあちゃんと旅行で行った先のホテルで実際に魔女と遭遇してしまいます。
    けっして品がいいとは言えない、というかどぎつい言葉が連発されているのに、読後感はほっこり暖かく感じます。
    きっと、ぼくとおばあちゃんの強い信頼関係が伝わってくるからでしょうね。

  • 小学生くらいで出会って、一番好きだった本。

    この本でロアルド・ダールの作品を読み漁るきっかけになった本。

    なんと!アン・ハサウェイ主演で実写映画になるみたいです。
    見たい!赤ちゃんと3歳児連れでは、prime videoとかになるまで無理かな。。

    ロアルドダールっていうと、チャーリーとチョコレート工場のひとね、って言われるけど

    他にもたくさん名作書いてます!

  • 幼い頃からロアルド・ダールの大ファン。
    ぼうやとおばあちゃんの友情のような絆が素敵。
    相変わらずクェンティン・ブレイクの絵と相性が良すぎる!

  • 人間と人間ではない存在の違いの話。

    この本が映画化された作品を先に観て、あまりに変なストーリーで原作が気になって読んでみると、児童文学で話が曖昧になってる分、映画ほど違和感は感じなかった。

    原作と映画の魔女の描写にあまり違いは無い筈なのに、原作を読む限りやっぱり魔女という存在が人間とは違う異生物で退治されるべき者として捉えられるのに、映画では役者が演じていて視覚的な情報が増えるせいか、本で読むよりも人間っぽさや、話せば分かる気がしてしまうのは個人的に興味深かった。

  • いつもは人に変装している魔女たちの、会合を目撃した男の子は
    ネズミにされてしまう
    愛するおばあちゃんと一緒に、男の子は、ネズミになる薬を魔女に飲ませる

    世界中を旅をして、魔女を倒そうと話す

    ネズミの心拍数はヒトの何倍も早くて
    ちょうどおばあちゃんの残りの寿命と同じくらい



    足の形、青いツバなどの魔女の特徴が衝撃的だった
    自分は見破れるだろうか、って心配してた
    こわい、どきどき、わくわく、はらはらがちょうどいい
    男の子がネズミになる(戻れない)というのは、今なら悲しかったり納得できず同情したりするかもしれないけれど
    子どもの頃は本気で愛するおばあちゃんと一緒にいれるなんて幸せだと思っていた
    ネズミになって厨房を走り回ったし、ホテルの魔女の部屋に侵入したし、おばあちゃんの胸の音も聞いたってくらい
    物語に入り込める作品だった

    また読みたい

  • このタイトル、映画化されていたような…
    と思い読み始め、読者に語りかけてくる文体に引き込まれた。
    魔女の不気味さを掻き立てる細部の描写や、次々と展開していくストーリーに目が離せなくなった。
    緊迫した場面でもどこか滑稽で、安心して読める。

    色々なファンタジーを読んできたけれど、
    物語の数だけ、まだまだ知らない世界が広がっているんだなとわくわくした。
    他のダール作品も読んでみたい。

  • 魔女は手袋をしている,かつら,青いつば,足の指がない.
    ネズミナールでにネズミになってしまう.
    イギリスの魔女はホテルの会合でネズミした.
    「これから大魔女の城に行き,帳簿を見つけてやっつけよう」

    おばあちゃんとの関係が素敵.

  • 活字離れが著しかったので、リハビリとして。
    子どもの頃に読んだけど、大人になってから読んでもやっぱりおもしりょかったざんす。
    大人がダールを読むなら『キス・キス』みたいな嫌な気持ちになる作品の方が、読んでてニヤリとできるかなあと思うので、そちらもおすすめです。

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著者プロフィール

ロアルド・ダール(Roald Dahl)
1916年9月13日 - 1990年11月23日
イギリス・ウェールズのカーディフにて、ノルウェー移民の両親のもとに生まれた。第二次大戦中にイギリス空軍エースパイロットとして活躍するが、事故で重傷を負う。その時代の逸話をもとに、作家デビュー。ブラックユーモアあふれる短編小説、児童文学の書き手となった。
代表作に、『チョコレート工場の秘密』。ティム・バートン監督にジョニー・デップ主演で『チャーリーとチョコレート工場』として映画化された。他にも『父さんギツネバンザイ』などがあり、『ファンタスティック Mr.FOX』として映画化された。

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