- Amazon.co.jp ・本 (116ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566014299
感想・レビュー・書評
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「魔女がいっぱい」「こちらゆかいな窓ふき会社」など奇想天外な作品を生み出したのも納得。こんなにじっくりと虫や動物や自然を観察していたからなんですね。ロアルドおじさん!と呼びかけたくなるようなお茶目な一面を知って、ますます好きになりました。
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『チョコレート工場の秘密』の作者、ロアルド・ダールの日記。
一ヶ月形式でその季節についての作者の思いが書かれています。へ~と思うほど細やかな自然の知識と、子どもの頃のダールさんがやんちゃした話など、穏やかな気持ちになれる読みものです。でも、よっぽどファンじゃなきゃ読みませんね~こりゃ。 -
ブラックジョークたっぷりなほかの作品からは想像できないほど優しさと自然(特に鳥類)への愛情に満ち溢れたエッセイ。
ときおり小さな棘のような皮肉もあるけれどそれさえも愛おしく感じる。 -
題名の勝利!
原題はMy Yearだけなのに、
この題名をひねり出すのはすごいと思います。
一年中わくわくして生きれたら、
楽しいだろうな。 -
「一年中わくわくしてた」は、なかなかいい題名だと思います。
まあ、原題がただの「My Year」なので、本当に、「わくわく」していたのかは、どうかわからないのですが(爆)
↑ 多少、訳者が嫌いなので、あまりほめたくない気分になっているだけです。気にしないでください。
ダールは、結局、終生変わらず、一貫して、愉快な頑固者だったみたいです。
それはそれで、素敵だと思います。
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ダールが晩年に綴った12か月それぞれの思い出。心和む文章だが、ところどころにさすがにダールの皮肉が利いている。どこから読んでもいいので、ちょっと文章が読みたいときにちょうどいい。巻末の訳者あとがきは、少々蛇足…?原文タイトルは「My Year」。邦題よりこちらのほうがいい。
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コレクション23〜月ごとのエッセイ〜1月は楽しみが少ない・・・やっぱり夏に限る・・・冬は渡り鳥がやってくる・・・クリスマスのプレゼントに貰った工作セットで悪戯を・・・と楽しそうに振り返り,今を語る
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ロアルド・ダールが都市生活をきらうわけがよ〜くわかります。
自然と共存、いや自分も自然の一部(人間)としての視点での、幼い頃からの記憶や暮し・・・ どれも鮮やかでまぶしいくらいです。
英名タイトルの"My Year"の方がピッタリかもしれない。でも、この本がイキイキと感じられるのは、翻訳の絶妙さもあるからかもしれません。
昆虫博士のファーブル先生と筆者が重なってしまいました。 -
ふむ