大地の子エイラ―始原への旅だち 第1部 (中) (始原への旅だち 第 1部)

  • 評論社
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感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566021136

感想・レビュー・書評

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  • 内容
    紀元前約三万年、大地震で両親を失った新人クロマニヨンの子エイラは、旧人ネアンデルタールの部族に拾われ育てられることになった…。大いなる運命の下に生まれ、稀有な才能を秘めるエイラをめぐり、遥か太古の人々の、壮大な愛と冒険とロマンが展開。世界中の熱い注目を沿びる、ベストセラー小説

  • ネアンデルタール人からクロマニヨン人へ...まずその舞台設定が想定外! みにくいあひるの子のエイラ…人間の素の行動と営み…考えさせられるところもあり、感動させらるところもあり…
    これは(中)ですが、(上)(下)を併せてのものです。
    上下はブックカバーの登録がなかったので、これのみ登録しています。

  • 前の記事の予想通りというか,エイラの成長(成熟)速度が周囲のネアンデルタール人たちの成長速度と違っていることが,エイラを部族とは異なるものとして印象づけていきます。
    もっとも,顔立ちや体格からして,クロマニヨン人のエイラとネアンデルタール人の部族からすると違っているので,成熟が遅いことで差別が生まれたというよりも,エイラはもともと自分たちとは異なっているから,異なった成熟をするんだ。もしくは,成熟しないんじゃないかという予想になっていました。

    エイラ自身の成長というか変化が顕著になってきて,クロマニヨン人というか私たちに近い考え方をするエイラに感情移入して読むとひたすら辛抱のようにも感じました。一方で,ネアンデルタール人たちから見たら,自分たちには理解できない行動をするエイラがひたすら謎だったのかと思います。とはいえ,エイラ自身の努力もあって,部族の一員としてのふるまいを学び(このへんがクロマニヨン人),周囲も部族の一員として扱っていきます。

    その一方で,部族の女性なら絶対にやらないことを始めるなど,部族とは明らかに異なる行動もしてしまったりして,エイラの今後が気になりました。

  • 評論社版の方(全13冊)を読んだ
    何度読み返しても、引き込まれる
    夢中になって読んで、睡眠不足になる
    これを書いてて、また読みたくなったー

    でも、ちょっと調べてて、たった今、気がついた
    集英社版には、第五部として、故郷の岩屋(上・中・下)があるじゃんかー
    この3冊、私、読んでないかもーーーー!!!
    なぬ~っ!

  •  狩りや妊娠等、話が大きく動き出してとても面白かったです。
     ブラウドに苛立つ一方でブルンの誠実さやユバの可愛らしさに癒されます。

     一つ一つのエピソードに無駄なく繋がっているのが本当に凄い。
     エイラに酷いことをするブラウドだけれど、苛立ちだけではない魅力を感じるのは、丁寧な心理描写の故だと感じました。
     嫌な奴と思いつつも憎み切れないのが寂しいです。

     ストイックなクレヴがとてもカッコよかったです。

  • エイラが、自分の身に起こった出来事について、なぜかを考え必ず意味を見出し、失敗も成功も生きていくための糧にしている点が印象的。

    また、エイラの時代から人の本能的な部分は受け継がれているんだと思った。
    草花に興味を持ち、薬や食材として何が利用できるかを女性達が考える。今の時代も女性の方が草花に興味を持ち、花が好きだったりする。

    女性が狩をしてはならないということに疑問を持ち、自ら狩の技術を習得したエイラは、現在の働く女性を思わせるように感じた。

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