狩をするエイラ―始原への旅だち 第3部 (上)

  • 評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566021181

作品紹介・あらすじ

大いなる運命のもとに生まれ、稀有な才能を秘めるエイラ。美しくたくましい一人前の女性に成長したエイラを待ちうける、さまざまな愛と苦悩と冒険-。厳しく雄大な始原の世界を壮大なスケールで描く、注目の大河小説!

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  • 紀元前35,000〜25,000年のころのヨーロッパが舞台の小説
    かなり考古学的時代背景の中での物語なのに
    人間関係の辻褄に疑問を感じてしまう
    現代社会における道徳観を持ち込んだようなチグハグに戸惑う

    狩猟採集時代と農耕牧畜時代では
    その集う姿も大きさもまるで違うだろう
    社会的価値観や掟や道徳は
    余剰生産物の大きさから膨らんできたのではないだろうか
    家族単位で暮らしていた時代には
    一人ひとりの倫理観でつながっていただろうし
    村をつくる多数による定住生活になると
    競争心とか所有欲とか権利意識とか嫉妬とか嘘とか秘密とか
    男尊女卑とか差別とかが発生して社会環境がまるで違う筈だ
    この物語では人間関係がかなり複雑に入り組んでいるようで
    難しい問題を含んでいるように思う

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