ふたつの家のちえ子 (評論社の児童図書館・文学の部屋)

著者 : 今村葦子

• 評論社 (1986年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

じいちゃんとばあちゃんと3人で暮していたちえ子。ある日,かあさんだという人がとつぜんあらわれて-。花まつり,おぼん,お正月,えんそく,サーカス。なつかしい詩情にみちた珠玉の作品。

感想・レビュー・書評

[alouette18さんの感想 · 2021年1月18日]

5年教科書掲載本

読み始めたときはフォントの古さが気になったけれど、そんなこと忘れるぐらい、夢中になって読んだ。
「昔の暮らし」が丁寧に描かれ、今の日常を見直したくなった。

今の子どもたち、そしてこれからの子どもたちに、こんな暮らしがあったんだと読み続けられてほしい作品です。

[くまのおさかなや店主さんの感想 · 2013年10月17日]

http://deepsnow.sblo.jp/article/69179261.html

[dhananさんの感想 · 2007年1月4日]

８歳のある日、この本に心底惚れてしまったのに、その後どこかへ紛失してしまった。ようやくふたたび入手できたたいせつな本。じいちゃんとばあちゃんのあいだですこしずつ大きくなってゆく、内気でおとなしくて甘えん坊なちえ子がいとおしい。生涯、折に触れ読みつづけたい本。