新版 指輪物語〈1〉/旅の仲間〈上〉

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  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566023543

作品紹介・あらすじ

恐ろしい闇の力を秘める黄金の指輪をめぐり、小さいホビット族や魔法使い、妖精族たちの果てしない冒険と遍歴が始まる。数々の出会いと別れ、愛と裏切り、哀切な死。全てを呑み込み、空前の指輪大戦争へ。-世界中のヤングを熱狂させた、不滅の傑作ファンタジー。旧版の訳にさらに推敲を加え、新たに『追補編』を収録した「新版」です。トールキン生誕100年記念出版。

感想・レビュー・書評

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  • 名作だと思う。きっと、ドキドキする冒険の旅に連れて行ってくれる作品。ただ、ファンタジーというジャンルは今の自分には合わないらしい。まとめて全巻借りたが1巻のホビットの特徴を語った序章で断念…子供の心には戻れないのかな…

  • 著者、トールキンさん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。

    ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン(John Ronald Reuel Tolkien, CBE, FRSL、1892年1月3日 - 1973年9月2日)は、英国の文献学者、作家、詩人、イギリス陸軍軍人。『ホビットの冒険』と『指輪物語』の著者として知られている。

    で、本作の内容は、次のとおり。(コピペです)

    恐ろしい闇の力を秘める黄金の指輪をめぐり、小さいホビット族や魔法使い、妖精族たちの果てしない冒険と遍歴が始まる。数々の出会いと別れ、愛と裏切り、哀切な死。全てを呑み込み、空前の指輪大戦争へ。世界中のヤングを熱狂させた、不滅の傑作ファンタジー。旧版の訳にさらに推敲を加え、新たに『追補編』を収録した「新版」です。トールキン生誕100年記念出版。

    本作について、ウィキペディアには次のような記事もある。

    1960年代、『指輪物語』はアメリカの多くの学生たちの間で好評を博し、ちょっとした社会現象となった。現在でも世界中で高い人気を保っている『指輪物語』は、売上の点からも読者の評価という点からも、20世紀における最も人気の高い小説の一つとなった。英国のBBCとWaterstone's bookstore chainが行った読者の世論調査で『指輪物語』は20世紀の最も偉大な本と認められた。

  • 映画では何回か観て全体的なストーリーは知っているが小説でも読みたくなった。
    この初巻はホビットの種族や歴史の内容が大半で
    指輪の魔力には余り触れていないが、ただならぬ
    不気味さや既に指輪を求めて黒の乗手が迫ってきていて緊迫感ある物語や旅の駆け出しだった。

  • 「ロードオブザリング」大好き。
    だから原作も履修しなければ!と思い、意気揚々と挑んで秒で挫折。今年こそは読めるのでは?と数年後リベンジしては挫折を繰り返し、読めぬまま現在に。

    序章がくせ者でした。
    そこを粘らないで本章に行くと、ゆっくりですが読み通すことができました。
    結構、映画にはないシーンがたくさん。

    メリーとピピンはこう合流するんだ〜、
    あれ?フロドを助けたエルフ違うじゃん!誰⁈

    と比較しながら楽しみました。
    映画を観ていたから登場人物がその姿のまま脳裏で動き、それがページを進めるのを後押ししてくれてよかったと思います。

  • 映画から入った一指輪ファンとして、これだけは言わせて下さい。

    映画を見て本作を読もうと思った皆さん!
    辛いのは最初だけだから!
    旅の仲間「下」からは面白くなるからー!…人によっては二つの塔以降になるかもね(小声)

    映画公開時に本作に出会い、怒涛の勢いで全六巻読破してシルマリルまで読み込んだ私でも、再読でここまで読み辛いのか…(愕然)。
    最初に読んだ時には拾えない、色々な伏線に気付けても、こんなにまだるっこしく感じてしまうのか。

    忍耐です。
    この作品を心の底から満喫するには、最初の読みの苦しさを乗り越える忍耐が必要です。
    フロドや一行が乗り越えた苦難に比べれば楽勝です。
    耐えれば、それに見合うだけの感動が貴方を待っています。多分←

  • 心湧く冒険に出かけるわけではない。なのに面白い。

  • おや?昔読んだときはなんか面白くなくて投げ出した記憶があって、再読するにも気合い入れなきゃなあと放置してたんだけれど、今読んだらそんなに嫌ではなかった。
    確かに物語が進まず大変な印象だけど、投げ出すほどではなかった。
    馳夫かっこいいよ馳夫。
    結局トム・ボンバディルはなんだったんだ。
    映画もだいぶ昔に見た記憶…

  • 昨年末に映画3部作をまとめて観ることができて、原作も読んでみたいと思うようになりました。風と共に去りぬやレベッカのように感動も再びといった感じにはならず、起承転結の承はどこ?って感じなので、引き続き2を読んでいこうと思います。

  • 映画を最近初めて視聴し、原作本があると聞いたので読んでみた。映画も長いけれど原作はさらにゆっくりゆっくり物語が進んでいく。映画には登場しないキャラクターもちらほら。アラゴルンが登場してから話が一気に展開し引き込まれていった。ホビット達はとにかく食事を好むのだがその描写が好き。想像するとお腹が空いてくる。続きが楽しみ。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • キツイ。
    序章で、もう挫折しそうになった。「序章はとばしてもいい」っていう助言があり、すぐ従う…。
    その後も、全然読み進められなくて、ブーブー言ってたら、先輩が、映画「ホビット」のDVDを貸してくれて、それを見たら、ちょっとは読みやすくなった…かな。世界観がわかったというか。
    でも読みづらいことに変わりはなく、なんとか最後まで読んだ。
    話自体は、面白いと思うのよ。
    だけど、訳がねぇ。(って偉そうに言うほどの英語力はもちろんないんだけど)
    正確に訳してあるんだと思うの。きっと。
    だけど、くどすぎるよ~。長いよ文章が。
    それと、人の名前とか土地の名前とか、もう全然覚えられない。
    無理かなぁ。読破するの。
    続き、どうしようか、悩み中。
    ここで諦めるのも悔しい気もする。


    ***
    恐ろしい闇の力を秘める黄金の指輪をめぐり、小さいホビット族や魔法使い、妖精族たちの果てしない冒険と遍歴が始まる。数々の出会いと別れ、愛と裏切り、哀切な死-。冒険とロマンへの限りない夢を満載した今世紀ファンタジーの最高傑作。

  • 粥村を後にするときに、サムが、しだ家のビルに食べかけのりんごを投げつけて見事命中させるという場面があります。ホビットの腕の良さをさりげなく表していますね。”美味いリンゴを一つ無駄にした”というセリフもかっこいいよ、サム!

  • 厳しい旅,苦しくて不安です。

  • 待ちに待った指輪物語ホビットを読んだ後、少し間を置いてからにしようと思っていたがやはり誘惑には抗し切れず、突入。 旅に出る前にこれ程深い話があったとは驚くばかり。100頁にしてまだ旅立たない。準備作業であらかじめ知識を蓄えておいたがこれ程とは思わなかった。トールキンの文章(というか話のつづり方)はかなり本格的で忽ちのめり込んでしまった。

    思いついたことを記録に残す。

    確かに瀬田/田中の翻訳は格調高く物語の内容に合っている。前に読んだホビット(山本訳)に比べると雲泥の差。

    古森
    柳じいさんはエントの仲間だろうと思っていたら、フオルンという出生の良くわからない種族だということ(⇒指輪物語辞典より)。

    霧の塚山丘陵
    トム・ボンバディルの存在は不思議だ。ガンダルフもその存在を知らないようだし。知っていれば、そのあたりでは最も頼れる存在だし、同じマイアールの仲間だからフロド達の出立の時にはあらかじめ何らかの伝言を残しておいただろう。ゴールドベリはエルフのイメージが強い(シンゴルとメリアンの関係のような)。

    闇夜の短剣
    ギル=ガラド、ペレンとルシアン、シルマリルの物語の登場人物が出てきて懐かしい。やはり、順番に読んできて良かった。

    浅瀬の逃走
    黒の乗手の恐ろしさ、不気味さは映画の比ではない。やはり文の力。このように内面を描き出すことは映画にはできない。なにせ時間を自由に伸縮できるから。映画は動きの場面で、小説は止まった動きの場面で真価を発揮する。
    アルウェンが出てきませんでした。そうか、映画ではこのあたりに登場させないと永遠に出番が無くなって、説明なしに重要な役をやってしまう。裂け谷に着くまでがこれ程の大冒険だったとは。

  • 三葛館一般 933||TO

    本書はファンタジー小説になります。冥王サウロンが作った指輪を偶然手に入れたホビット族のフロドが、指輪をめぐる戦争に巻き込まれながら、滅びの火山に指輪を封印しようと旅に出るストーリーになります。作者のJ.R.R.トールキンは本書を含む3部作を、20年近くの時間を費やして書き上げたそうです。彼が生み出した「中つ国」には様々な種族が住むなど、世界観も非常によく練られていて、20世紀最高のファンタジーというのも頷けるできあがりになっています。
    ファンタジーの大作にはなりますが、一読の価値はありますのでぜひチャレンジをしてみてください!
                                  (うめ)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=33385

  • やはり映画とは異なる部分があるが相変わらず面白い。
    言語学者でもあるトールキンが描いた作品、いつか英語で読んでみたいな。

    ホビットに関する説明からフロドが9人の王ナズグルの剣に刺されて気を失うまで。

  • 読もうと思いつつ、なかなか手が出せずにいたシリーズ。
    この作品のことを知って十数年。その間に映画化もされ、映画はすべて見ておもしろくてはまったのに、それでも原作に手を伸ばさずにこんにちまで。
    ようやく読んでみようと決心つけて開いてみたら、詳細に語られるホビット族やエルフ族その他ものもの。昔話や歴史などがこれでもかと詰め込まれて、物語はなかなか先に進みません。
    かなり休憩を挟みながらの読了となってしまいました。
    これからの展開に期待。

  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】933||T||1
    【資料ID】10202963

  • 久々に紙で本を読みました。『指輪物語』の読書は、もう何回目になるのか、分からないけど、やはり名作。映画も良かったけど、省略してある部分も多いので。

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著者プロフィール

(1892-1973)オックスフォード大学教授。言語・神話への豊富な知識を生かして創造された別世界ファンタジー『指輪物語』は世界中に熱狂的なファンを持つ。他に『ホビットの冒険』等がある。

「2022年 『終わらざりし物語 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

J.R.R.トールキンの作品

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