- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566023598
作品紹介・あらすじ
恐ろしい闇の力を秘める黄金の指輪をめぐり、小さいホビット族や魔法使い、妖精族たちの果てしない冒険と遍歴が始まる。数々の出会いと別れ、愛と裏切り、哀切な死。全てを呑み込み、空前の指輪大戦争へ-。世界中のヤングを熱狂させた、不滅の傑作ファンタジー。旧版の訳にさらに推敲を加え、新たに『追補編』を収録した「新版」です。トールキン生誕100年記念出版。
感想・レビュー・書評
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サムが幸せになってくれて良かった。
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面白くて一気に読み終わってしまった。サムのフロドに対する献身的な忠誠心がいい。後味よく読み終えられたが原作も映画もフロドとサムの別れのシーンがとにかく切なかった。
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【配置場所】特集コーナー【請求記号】933||T||6
【資料ID】10202968 -
結局、去年中には読めずに、今年に入ってから読み終えました。
けっこう意外だったのが、指輪を火の山に放り込むのが、物語の前半だったことですねぇ。
でも、それから後に続くお話は、この長い長いお話の大団円にふさわしいものだと思いました。
むかしよんだときの記憶では、フロドがエルフたちと行っちゃう状況は、とっても、重苦しいものだという印象だったのですが、もしかすると、そうでもないかも。
「優しい心の贈り物である憐れみを軽んじてはいけない」
というのは、今回、あぁ、わたしのモヤモヤとしていものを言葉にしてくれたセリフだなぁと思った。
「不便でしたが、不幸ではありませんでした」
という言葉が、あたかも、正解のように語られるたびに、
「かわいそう」
という言葉が非難されるたびに感じていた違和感。
それが、ちょっとすっきりしました。
不幸であるかどうかは、やっぱり、人それぞれの状況によって違ってくるのものです。
ときに、人の同情が、人を救うこともあります。
それを否定すると、なんだか、住みにくい世界になってしまうような気がします。
優しさは、やっぱり、優しさとしてうけとめていきたいものです。
さて、後は、追補編だけです。
文庫本*1を持っているのに、わざわざハードカバーを買ったのは、この追補編を読んでみたかったからです。
あとで、文庫で、これも出て、ちょっとショックをうけてしまいましたが……。 -
ブログにレビューを書きました。
http://yo-shi.cocolog-nifty.com/honyomi/2003/05/6__87ff.html