新版 指輪物語〈4〉旅の仲間 下2 (評論社文庫)

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レビュー : 65
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566023659

作品紹介・あらすじ

恐ろしい闇の力を秘める黄金の指輪をめぐり、小さいホビット族や魔法使い、妖精族たちの、果てしない冒険と遍歴が始まる。数々の出会いと別れ、愛と裏切り、哀切な死。全てを呑み込み、空前の指輪大戦争へ-。旧版の訳をさらに推敲、より充実して読みやすく美しい、待望の「新版」。

感想・レビュー・書評

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  • 再読中。モリアでバーリンの墓をみつけた指輪の一行。ガンダルフが残されていた手記を読み解いたところによると、かつてドワーフのものだったモリアをオークから取り戻すためにやってきたバーリンたちは一度は勝利を収めるが、数年後オークたちの逆襲に合い全員が非業の死を遂げたらしい。何か恐ろしいものが彼らを襲ったようだ。そしてその同じものがそのとき一行を襲う。その正体は上古からエルフを苦しめた怪物バルログ。ガンダルフにより怪物は奈落の底に落下するが、怪物の最後の抵抗によりガンダルフも一緒に落下してしまう。

    他のオークを薙ぎ払い何とかモリアの外へ逃れ出た8人は、エルフたちの森ロスロリアンへむかう。途中、ロリアンから偵察に出ていたハルディアとその弟たちに遭遇、一行を案内してくれることになるが、種族的に不仲なドワーフだけは目隠しを要求されてひと悶着。しかしロリアンの奥方ガラドリエルの計らいでドワーフへの疑惑も緩解、ガラドリエルとその夫ケレボルンは一行をもてなし、こののちレゴラスとギムリも親友となる。フロドはガラドリエルの鏡を覗き、そしてガラドリエルがエルフの3つの指輪のうちの一つの所有者であることを知る。

    やがて一行はガンダルフを欠いたまま舟で旅を再開、大河アンドゥイルを南に下ってゆく。川をくだる一行をゴクリが追ってきていることに彼らは気づく。そしてオークたちの襲撃も受ける。このまま一直線にモルドールへむかうか、一旦ミナス・ティリス(ゴンドール)へ向かうか決めあぐねる一行はフロドに答をゆだねる。しかし指輪の魔力に誘惑されたボロミアがフロドから指輪を奪おうとし、咄嗟にフロドは指輪をはめて姿を隠す。フロドは一人で指輪を捨てにゆく決意をするが、サムだけが察してフロドと共に行くことになる。


    やっとガラドリエル様登場!いろんな意味で彼女が最強のエルフなんじゃないかと個人的には思う。鏡のシーンの迫力はとくに凄い。(映画でのケイト様も完璧だった!)唯一残念なところがあるとしたら、旦那のケレボルンがいまいちなとこくらいですかね(失敬)そんなガラドリエルさまに恋しちゃうギムリも可愛い。エルフの食べ物レンバスや、薬草アセラスなどの独自のアイテムも、久しぶりに思い出して懐かしくなる。

    終盤、サムがフロドの行動を一人だけ察して追いかけ、一緒に行くという場面で早くも胸アツ。サムなしでフロドの偉業はなしとげられなかった。エルフや人間より弱く小さいホビット、そのホビットたちの中にもさらにヒエラルキーはあり、名家の出で教育もあるフロド、ピピン、メリーと違って、サムはフロドの使用人(庭師)という立場だが、そのサムの無償の献身、無私の善良さこそが最終的にフロドを支え、世界を救うことになるんだよなあ。

  • サムがだんだんかっこよくなってくる♪
    もちろん、馳夫ことアラゴルンもだけど。
    でも、私はボロミアに人間としての弱さと苦悩と誇らしさを見ることができて、彼が好きになった巻でもある。
    ダメ男が好きなんだ(笑)

  • 訳:瀬田貞二、田中明子、挿絵:寺島龍一、原書名:THE LORD OF THE RINGS,Book Two:THE FELLOWSHIP OF THE RING(Tolkien,J.R.R.)
    カザド=ドゥムの橋◆ロスロリアン◆ガラドリエルの鏡◆さらば、ロリアン◆大河◆一行の離散

  • 指輪物語 旅の仲間上1のレビューをご覧ください。

  • 『指輪物語』9分冊の第4巻。
    第一部『旅の仲間』の完結。仲間たちは散り散りになり、フロドは単身で火山を目指そうとする。主人であるフロドについていこうと、何より恐れる川に落ちてまで追いすがるサムがいじらしい。
    中盤で歌われるエルフ語の歌の響きが美しいが、それだけでなく、作者によってエルフ語の文法までが整備されているということに、物語が含む一語たりと揺るがせにしない信念を感じる。

  • ガンダルフ…映画でも泣いたけど原作もかなりくる。映画ではなかったけどフロドがガンダルフを悼んで歌う歌詞にグッときた。
    レゴラスも歌うことにびっくり‼️
    ギムリと急激に仲良くなっちゃうとこが可愛い。

  • 1巻の指輪を託す際、すごくもたもたしていたけれど、アレは物凄い誘惑を指輪自体に受けていたのだな。。。
    今思うと。
    そんなにせっぱつまった感を掴みきれていなかったので。。。

    イキナリ人間が襲って驚いたが、指輪の魔力、という事なのだろう。。

    毎夜1話ずつ、だったらワクワクして次の展開がどうなるのか待ちきれないのかもしれない。。。

    どうもスピード感が得られない。。

  • いつか面白くなるんだろうか。。。
    やはり洋書は合わないのか。

  • モリア脱出~~。
    が、しかしガンダルフが一緒に落ちちゃったよ~~!!
    っと、でも大丈夫!生きてるから!!
    っと映画ファンは思う。
    うーんと再会できるのはいつだったかなあ?

    そしてまたてくてく歩き、今度はロスロリアンの森でひとやすみ。ガラドリエルさまですね。
    ここ、ちゃんとした都だったんだなあ。
    なんか森の中のイメージしかなかったんだが、舗装された道沿いに入口までみんなで移動してるのを読んで、映画どうだったかなあっと思う。
    なんかガラドリエルさまがめっちゃコワイことになったとこしが思いだせん・・・・。

    アルウェンって映画では結構最初っからでてたけど、原作だと名前と気配だけなんだなーっと改めて思う。

    んでもっていつまでも休んではいられず、出発~。
    そして、やっぱこーゆー時に一番精神的に弱いのは
    人間という種なのでしょう。ボロミアご乱心~。
    かくてフロドは重荷を背負い1人旅立つ。
    が、サム~~!!
    いやーなに?この忠誠心??ただの庭師じゃないよね??最初っからこのスタンスだったけど、メリーやピピンともまた違った感じなんだよなー。
    友情っというより、うん、やっぱ忠誠、だよなー。
    なんか、殿~~って感じ。
    この関係性はホビット族の中ではアリ、なのかなあ??

    次巻はフロドとサムの2人旅に+αがでてくるんだろうな。あ、あとアラゴルンの王様化とかもあるんだっけ?

    バルログがなんかちょっと人っぽかったなあ。
    映画だと完全牛の化け物っぽい感じだった気がするが・・・。

  • 旅の仲間、終了!
    映画とはちょっと区切りが違いましたが本は本なりの物語で読むのが楽しいです。
    原版で読めたらトールキン独特の言い回しとかが面白いのだろうな。いつか、いつか!

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