指輪物語 (5) (評論社文庫)

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本棚登録 : 2012
感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566023666

感想・レビュー・書評

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  • いやはや。物語の運びやよし、ものどもぞよし、着想ぞよし。悲しみに読者を置き去らない書き方も大いによし。……しかしてなどか女子どもをば省きたる! という気分になってきた。たぶん話をより陰惨にしないためだったんだとは思うけれど。そら真っ先に蹂躙されるに決まっているから……
    エントたちエント女たちについてもちょっとずるい(かといって「あなたはどう書くというのか!」と訊かれても答えられないんだけど)。木に限りなく近くけれど木ではない種族、として描くことで「木になりきる」ことを巧妙に避けている気がする。ほんとうに「自分が木(もしくは木から長じた種族)(そしてその男/女)だったら?」って考えていたらこうは書かないだろうなと気になってしまうんですよね……。まぁ、あくまで渺見です。古き良き種族はエルフであってもヒト型をしてほしくないなというのも一意見にすぎません!!
    お話は間違いなく面白いです。ガラドリエルの奥方のことでとても喜ぶギムリ大好き。

  • 恐ろしい闇の力を秘める黄金の指輪をめぐり、小さいホビット族や魔法使い、妖精族たちの、果てしない冒険と遍歴が始まる。数々の出会いと別れ、愛と裏切り、哀切な死。全てを呑み込み、空前の指輪大戦争へ――。旧版の訳をさらに推敲、より充実して読みやすく美しい、待望の「新版」。
    原題:The lord of the rings
    (1954年)

  • メリーとピピンが無事で良かった。
    近付いてはいけないと言われていたファンゴルンの森で、エント族の木の鬚に出会う。何が正しく、何が間違っているか、自分の目で見て判断しなければいけない、ということだろう。
    最後に、突然戻ってきたガンダルフ。割とあっさり戻って来たけど、本物のガンダルフ、なんだよね?

  • 遂に始まった第2章、二つの塔!!
    やっぱり指輪物語の中だとこの第2章が大好き!
    ローハンの民キターーー!!!
    騎馬民族かっこよすぎる…そしてメリーとピピンを追うアラゴルンとレゴラスギムリの3人組が良い味を出している…ちょっとエルフの描写があまりにハイスペック過ぎて笑えた。目を開けて寝るとか昼間でも走りながら寝れるって何!?
    あと木のエント達の描写が映画以上に多くて、しかも凄く素敵な場面で堪らない。
    あっという間に読破!

  • ボロミア―!!!!!

    やっぱこの巻は、冒頭のボロミアですよ!
    ボロミア―!!一番人間ぽくて好きだった…
    いや、実際人間はボロミアだけなんだけどさ。旅の仲間では。

    映画から入ったせいかもしれないけど、ボロミアの死のシーンは、映画のがよかったかなぁ…悲しみの感情が表現されていて。
    小説でも詳細であるけど、映像のが感情移入しやすかったかな?

    あとはエントがでてきたー!エント好き。
    そしてガンダルフ!!!!

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN08386712

  • 再読。

    エント族登場。
    映画版で一番ビジュアル的に楽しませてくれたエント。
    ほのぼのしつつもものごっつ強い頼れるやつら、最高です。

    終盤にあっさり戻ってくるあの人、映画版の演出の方が好み。

    次は戦闘につぐ戦闘巻なのかな?

    ささ、次巻へ。

  • ガンダルフ復活!
    レゴラス、アラゴルンやっぱりイケメン…

  • ボロミアを葬送するところからエントの奮起、ガンダルフが戻るまで

    エントにとても共感する。
    自分以外に踏み入らないこと。そのため、他と隔たること。自分に踏み入られ、踏みにじられた時は激しく怒ること。でも、そのことを恥じること。
    その場面にななかまどがたくさん出てきてうれしかった。

  • 感想は最終巻にまとめて。

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著者プロフィール

(1892-1973)オックスフォード大学教授。言語・神話への豊富な知識を生かして創造された別世界ファンタジー『指輪物語』は世界中に熱狂的なファンを持つ。他に『ホビットの冒険』等がある。

「2022年 『終わらざりし物語 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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