ちきゅうの ための 1じかん あかりをけそう! アースアワー

  • 評論社
4.05
  • (13)
  • (14)
  • (11)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 208
感想 : 23
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566080775

作品紹介・あらすじ

 毎年、春分に近い土曜日の夜8時30分に、アースアワーのために世界中の何百万人もの人々が明かりを消します。それは日付変更線に近い南太平洋諸国から、地球をぐるりと1周する「消灯リレー」。2007年、オーストラリアのシドニーで、地球温暖化防止のちいさなキャンペーンとして始まったこのこころみは、現在では世界自然保護基金(WWF)が主催し、7大陸ほとんどの国々で実施される国際的なイベントになりました。
 シドニーのオペラハウス、万里の長城、エッフェル塔、自由の女神、そして東京タワー――。その街のシンボルの明かりが消え、このとりくみが生まれたシドニーでは、レストランや家庭のあかりも消えるのです。
1年に1回、たった1時間ではたりないけれど、「1年をとおして電気を節約し、わたしたちの地球を守る」という誓いを胸に、心をひとつにして、アースアワーの60分過ごします。
 子どもたちに環境問題を身近に感じてもらうための活動をしている筆者は、このイベントに偶然出くわし、強い感銘をうけました。そして「アースアワーの精神を100万人のひとと分かち合おう!」と心に誓います。その誓いを実現させるために生まれたのがこの絵本です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アースアワーについて、とてもわかりやすく説明している絵本。

    絵も夜がほとんどなのに暗いと思わせないのが、とても良い。
    親しみやすくて、わかりやすい絵とことば。

    アースアワーとは、世界中の人々が、地球をおもって明かりを消す「消灯リレー」。

    2007年にオーストラリアのシドニーで始まり、現在、7大陸のほとんどの国で、実施されている。

    1年に1回.春分に近い土曜日の夜8時30分に1時間だけ、明かりを消す。

    2022年の今年は、3月26日です。

    子どもにもわかりやすくて、もちろん大人にもおすすめできる絵本だと思う。

  • Home - Nanette Heffernan
    https://nanetteheffernan.com/

    Bao Luu on Behance
    https://www.behance.net/baoluu

    ちきゅうのための1じかん 評論社
    http://www.hyoronsha.co.jp/whatsnew/detail.php?detailID=1400

  • 9歳3ヶ月の娘
    6歳3ヶ月の息子に読み聞かせ

    アースアワー
    なんとなく知っていたけど
    実行したことなかったな

    今度やってみよう!

  • へやをあたためるのも、スープをあたためるのも、いせきをかがやかせるのも、よるのテラスをてらすのも、たいようのでていないひにくらやみからまもってくれるのも、 せんたくきをまわすのも、おふろのおゆをあたためるのも、すべてでんきをつかう。

    でんきはちきゅうがうみだす、すばらしいちから-
    しぜんからのだいじなおくりものだ。

    だから、いちねんにいちどだけ、すべてのたいりくで、なんおくにんものひとびとが、あかりをけすじかんをつくった。

    「アースアワー」とよばれるそのじかんは、わたしたちに、あかりのたいせつさをおもいださせてくれる。

    わたしは「アースアワー」ということばも、そのとりくみも、このえほんをよんではじめてしりました。

    まっくらになったまちには、ほしがかがやき、ひとびとはキャンドルをてにしています。おなじいろのくらやみはひとつとしてなく、どのたいりくも、すこしずつちがうやみいろをしているのがいんしょうにのこりました。

  • 春分に近い土曜日の夜8時30分から1時間明かりを消します。
    南太平洋諸国から始まる消灯リレーです

    〇世界をリレーしていくイラストがいい
    〇2022は3月26日

  • 電気は、地球が生み出す素晴らしい力だ。世界中で、何億人もの人々が毎日毎晩電気を使う。だから、春分に近い土曜日の夜、8時30分きっかりに、すべての大陸で何億人もの人々が明かりを消すことで、地球を守る誓いを立てる消灯リレーを行う。(アースアワー)一年に一時間では足りないけれど、みんなが集まれば力が増す。(32ページ)
    ※アースアワーについて初めて知った。娘に子どもが生まれ、未来の人のためにできることを少しでもしていきたいな。

  • 図書館で借りたが、買いたくなった絵本。

    それほどに絵もストーリーも素敵だった。

    世界中の都市が描かれているのも絵自体が美しいし、見ていて面白かった。

    また読みたい絵本だ。

  • あかりを消すの、初めて知った!
    電気も地球の資源。
    他にも様々な物を地球からもらっている。
    地球にも恩返しを!
    いつも助けてくれる人に優しくするように、
    もっと地球にも優しくする必要がある!

  • アースアワーという取り組みを初めて知った。
    素敵な色使いで描かれた、世界中の有名な景色と、それを見ている人たち。最初は光に溢れた景色が、アースアワーになると暗くなる。その変化も幻想的で良いものだなぁと思った。
    アースアワー、今年から参加してみたいと思う。子どもたちに紹介するのにもぴったりの絵本。

  • 表紙を見て、“アースアワーってなんだろう”っていうのがあったので、読んでみることにしました。
    普段、全世界で電気を何かしらに使って生活しているこの現代。1年の1時間だけ地球に優しく、電気を消して行く活動のことを『アースアワー』なんだなっていうのを初めて知りました。始まりは、オーストラリアだったみたいなんですが、これが全世界で出来たら良いなって思いました。夜の8時半から1時間だけらしいんですけど、いつやるかは…多分ホームページとかに載っているのか?参加したくなりました!
    絵もすごく可愛らしいし、世界の名所も描かれているので、見ているだけでも楽しいです!

全23件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

アメリカの作家。カリフォルニア在住。環境問題に強い関心をもち、子どもたちにその重要性を訴える活動をしている。アースアワーに感銘を受け、もっと多くの人に参加を呼び掛けるために、自身はじめての絵本となる本書、『ちきゅうの ための 1じかん』Earth Hourを執筆。

「2021年 『ちきゅうの ための 1じかん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

バオ・ルーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×