- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566080775
作品紹介・あらすじ
毎年、春分に近い土曜日の夜8時30分に、アースアワーのために世界中の何百万人もの人々が明かりを消します。それは日付変更線に近い南太平洋諸国から、地球をぐるりと1周する「消灯リレー」。2007年、オーストラリアのシドニーで、地球温暖化防止のちいさなキャンペーンとして始まったこのこころみは、現在では世界自然保護基金(WWF)が主催し、7大陸ほとんどの国々で実施される国際的なイベントになりました。
シドニーのオペラハウス、万里の長城、エッフェル塔、自由の女神、そして東京タワー――。その街のシンボルの明かりが消え、このとりくみが生まれたシドニーでは、レストランや家庭のあかりも消えるのです。
1年に1回、たった1時間ではたりないけれど、「1年をとおして電気を節約し、わたしたちの地球を守る」という誓いを胸に、心をひとつにして、アースアワーの60分過ごします。
子どもたちに環境問題を身近に感じてもらうための活動をしている筆者は、このイベントに偶然出くわし、強い感銘をうけました。そして「アースアワーの精神を100万人のひとと分かち合おう!」と心に誓います。その誓いを実現させるために生まれたのがこの絵本です。
感想・レビュー・書評
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アースアワーについて、とてもわかりやすく説明している絵本。
絵も夜がほとんどなのに暗いと思わせないのが、とても良い。
親しみやすくて、わかりやすい絵とことば。
アースアワーとは、世界中の人々が、地球をおもって明かりを消す「消灯リレー」。
2007年にオーストラリアのシドニーで始まり、現在、7大陸のほとんどの国で、実施されている。
1年に1回.春分に近い土曜日の夜8時30分に1時間だけ、明かりを消す。
2022年の今年は、3月26日です。
子どもにもわかりやすくて、もちろん大人にもおすすめできる絵本だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
9歳3ヶ月の娘
6歳3ヶ月の息子に読み聞かせ
アースアワー
なんとなく知っていたけど
実行したことなかったな
今度やってみよう! -
へやをあたためるのも、スープをあたためるのも、いせきをかがやかせるのも、よるのテラスをてらすのも、たいようのでていないひにくらやみからまもってくれるのも、 せんたくきをまわすのも、おふろのおゆをあたためるのも、すべてでんきをつかう。
でんきはちきゅうがうみだす、すばらしいちから-
しぜんからのだいじなおくりものだ。
だから、いちねんにいちどだけ、すべてのたいりくで、なんおくにんものひとびとが、あかりをけすじかんをつくった。
「アースアワー」とよばれるそのじかんは、わたしたちに、あかりのたいせつさをおもいださせてくれる。
わたしは「アースアワー」ということばも、そのとりくみも、このえほんをよんではじめてしりました。
まっくらになったまちには、ほしがかがやき、ひとびとはキャンドルをてにしています。おなじいろのくらやみはひとつとしてなく、どのたいりくも、すこしずつちがうやみいろをしているのがいんしょうにのこりました。 -
電気は、地球が生み出す素晴らしい力だ。世界中で、何億人もの人々が毎日毎晩電気を使う。だから、春分に近い土曜日の夜、8時30分きっかりに、すべての大陸で何億人もの人々が明かりを消すことで、地球を守る誓いを立てる消灯リレーを行う。(アースアワー)一年に一時間では足りないけれど、みんなが集まれば力が増す。(32ページ)
※アースアワーについて初めて知った。娘に子どもが生まれ、未来の人のためにできることを少しでもしていきたいな。 -
図書館で借りたが、買いたくなった絵本。
それほどに絵もストーリーも素敵だった。
世界中の都市が描かれているのも絵自体が美しいし、見ていて面白かった。
また読みたい絵本だ。 -
あかりを消すの、初めて知った!
電気も地球の資源。
他にも様々な物を地球からもらっている。
地球にも恩返しを!
いつも助けてくれる人に優しくするように、
もっと地球にも優しくする必要がある! -
アースアワーという取り組みを初めて知った。
素敵な色使いで描かれた、世界中の有名な景色と、それを見ている人たち。最初は光に溢れた景色が、アースアワーになると暗くなる。その変化も幻想的で良いものだなぁと思った。
アースアワー、今年から参加してみたいと思う。子どもたちに紹介するのにもぴったりの絵本。