植物が世界をすくう! (児童図書館・絵本の部屋)

  • 評論社 (2024年3月30日発売)
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本 ・本 (48ページ) / ISBN・EAN: 9784566080973

作品紹介・あらすじ

植物のスーパーパワーを知っていますか? 二酸化炭素を吸って酸素を吐き出し、動物や鳥にすみかや食べ物を提供し、自然界のバランスを絶妙に保ちながら、衣服になったり、家具になったり、薬になったりして、人間の生活に役立っています。植物への知識を深め、どうすればこの貴重な存在を守っていけるのか考える科学絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 動物たちのせわしさに対して、植物の包容力が際立つ内容。そして、植物たちがいかに人間の役に立っているかがいろんな視点から紹介されている。

    当たり前のことなのだけど、ひとつ新たな視点を得たのは、海の中にも草原が広がっているということ。
    環境破壊によってそれらも失われつつあるけれど、海草の種を受けて「海草の草原」を復活させるプロジェクトが行われているそう。

    ところで、本書の最後に「いっしょに植物を守り、地球を救いましょう!」と書かれているけれど、植物を救ったところで地球は救えるのだろうかと素朴な疑問が浮かんだ。

    それに「植物が世界をすくう!」というタイトルも、世界を救うのではなくて人類を救うだよね。植物は、人類がいなくなった場所では急速に復活すると思う。

    本書につねに漂っているどこまでも人間中心主義的な感じがちょっと気になった。たぶんこの感じは、環境破壊とコインの裏表の関係にある。

  • こども用に借りたが、少し難しめのため母のみ。植物にはいろいろな役割がある。

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