アートの地殻変動 大転換期、日本の「美術・文化・社会」 北川フラム インタビュー集 (BT BOOKS)
- 美術出版社 (2013年10月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784568430813
作品紹介・あらすじ
「大地の芸術祭」「瀬戸内国際芸術祭」など数々のアート・プロジェクトを成功に導いたアートディレクターが語る!
感想・レビュー・書評
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この本はアートディレクター・北川フラム氏と、様々な形で美術に携わる人々との対談集である。しかしただの対談集ではない。対談の相手は企業の社長、政治家からジャズピアニストまで広い分野の方たちで、一見アートに関係なさそうな分野の人たちと北川氏との対話は、思わぬ広がりを見せ、様々な分野を柔軟に包み込むアートの懐の深さを感じられ非常に興味深い。アートの地殻変動というタイトル通り、アートの枠を超えた対談を行い、これからの時代のアートというものの変化を体感することができる1冊である。越後妻有アートトリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭など地域を巻き込むアートプロジェクトを手掛ける北川氏自ら語られる言葉には、まさに地殻変動と呼ぶにふさわしいエネルギーを感じられる。
(ラーニング・アドバイザー/芸術 AKAGI)
▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1573260詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アートと人の関わりについて。田舎には寝ながら考えるまどろみの文化がある。経済は人々を豊かにする手段で、目的は文化だ。
デザインもアートも、時代の憂き目にあって面白くなる。展示は1つのメディア。いま印刷に変わってメディアの王様になろうとしている。
いまは作家の認識も変化している。美術館は絶対的な空間ではない。
現代社会はコピー文化。コピーしてお客さんが買ってくれればお金が入ってくる。 -
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