- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784568430950
感想・レビュー・書評
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井上雄彦さんの絵に魅せられて手に取った。
これまで円空について全く知らなかったが、スケッチと淡々としているが情景が浮かぶようなインタビュー記録に引き込まれた。
小さな子を持つ母親として、仏像の穏やかな表情に行き着いた円空の生き方、達成したかったことに思いを馳せた時間だった。
読み終わると、すぐに円空の仏像に会う旅をしたくなる一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
井上雄彦氏が巡った、円空が訪れた地。そこで出会う様々な仏たち。節目や立ち割れた部分をもそのまま活かし、木に宿っている御霊を浮かび上がらせたかのようなその姿。朴訥でありながら、真似の出来ない彫りには、円空の迷いの無い心の有り様が、そのまま宿っているかのようだ。そんな、仏たちを大切に守り、共に生きている土地の人々との交流。井上氏の胸に、円空の、民に向ける暖かい眼差しが、現代にも伝わっている事への喜びが満ちたのではないだろうか。掲載されている井上氏のデッサンも、円空のような慈愛に溢れていると感じられた
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円空さんに興味が湧き、大好きな井上先生なので読みやすかったです。
どのルートも行ってみたくなりましたし、井上先生の円空仏も必見です。 -
円空の僧としての謙虚さ寛容さを彫刻から感じた。
井上先生のスケッチが円空の彫刻と似ておりシンプルで無駄のない研ぎ増された繊細さを感じた。
円空のように何者にも囚われない達観さを身につけたい。
スケッチ割合が多く読み物としては物足りなさを感じた。 -
日本全国の円空仏を垣間見れます。井上氏のイラストが可愛い、仏像の写真が少し見づらいのが残念です。
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不思議なほどたくさんの仏像が出てくるが、そのどれもが実にいい表情をしている。
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貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784568430950 -
2015/11/3