- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784568505610
感想・レビュー・書評
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浮世絵には江戸の人々の暮らしの魅力が詰まっているのはご存知だろうか?
この本では暮らしの中で最も皆が興味があるであろう「食」に関連する浮世絵を集めており、浮世絵はちょっとと思っている人にもその世界へ入っていきやすいよう工夫がされている。
また、浮世絵に描かれている江戸の料理を再現しレシピまで載せてくれているのが嬉しい。
江戸の味を食してみたい方ははぜひ。
レシピはなかったけど北斎の「長寿の薬」なるものに私は興味津々。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おいしい浮世絵展の復習で見ました。
江戸の人の生活が色づいて、身近なものに感じられます。浮世絵がとても面白いなと感じることができました。オススメです。 -
洋画では食べ物が描かれているのをよく目にするけれど、浮世絵では気がついたことがなかった。
私の眼は節穴だった。こんなにあれこれ登場しているなんて。
すしやてんぷらばかりではない。意外と豊かな食文化なんですね。
食べ物に比較して口や手は小さいな。
いつまで見ても見飽きない。 -
浮世絵から見えてくる当時の日本。いつもであれば、人物や風景ばかりに目を向けるが、今回は"江戸の食卓"がメイン。鰻やお寿司、天ぷら、白玉、お蕎麦…。などなどが紹介されている。メインの料理を軸に画面の隅々まで目を通す。
なんでだろう?全然美味しそうに見えないし、全然楽しそうに見えない笑。日本画のタッチは多分苦手な部類に入ると再認識。色彩と生き生きとした躍動感ある構成は好きなんだけどなぁ。めちゃくちゃ独特な画風だよなぁ。
【一言感想】
白玉とお姉さんの絵が好きだった。 -
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
【動機】浮世絵で見られる和菓子を見たい
動機を第一に考えると、この本よりほかにもっと適した本があると思う。ほとんどが料理でお菓子は数少ない。
一方、浮世絵そのものを見開きにカラーで載せられた浮世絵は目をひき、レイアウトもメリハリが効いていて読みやすい。絵や写真がふんだんに取り入れられていてぜいたくに感じる。巻末の数ページは二色刷りで、やはりカラーで見たかったなと思う。 -
美味しいものを食べている人々の姿が、生き生きと描いてある。いつの時代も、美味しいものって人々を魅力してきたんだな。庶民の生活を切り取った浮世絵と、それにまつわる食の話に興味が尽きない。
ついつい故郷の料理が一番美味しいと思っちゃうけど、江戸にも美味しいものあったのね。私は断然鰻が食べたい! -
浮世絵の美しさ、
そこに描かれる食べ物と江戸にまつわるお話
現代に受け継がれているお話
そして再現レシピ
浮世絵師が愛したごはん
情報満載というわけではありませんが
痒いとこにも手が届く内容。言うことなしです。
レシピもシンプルで簡単なものばかりなので
気軽にチャレンジできます。
それにしても、江戸の人は、
こんなに美味しそうなものを食べていたのですね。
江戸の食卓、そして浮世絵のことを
もっと知りたくなる一冊でした。