- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569543666
感想・レビュー・書評
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BIBAの試着室は銭湯みたいだったり、最初の結婚の証人はバルテュスだったり、ニューヨークで出会った親友カトリーヌは「チープ・シック」の著者だったり。
事故のときの車はこの本ではBMWと記されている。メルセデスじゃなかったの?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初読
「私生活 私を変えた45章」の加筆修正版。
わりとお馴染みのネタが多くて「旅」の印象は薄まってしまったかなぁ
「安井かずみがいた時代」を読んだばかりなので
ああ、これかー。というのあり、
あれ?クロワッサンとキャフェオレじゃなくてクロワッサンとメロンなの?
というのあり。
川添梶子さんの「お能の小面みたいな顔」、わかる!! -
前回読んだ本に安井かずみさんのことが書いてあったので図書館で借りてみた。安井かずみさんと言えばいろいろな人気曲の作詞をしたこと、ファッショナブルな生き方をしていたこと、それから若くして亡くなったことくらいしか知らなかった。イメージからなんとなく、キビキビして人にも自分にも厳しい尖った感じの女性かなと思っていたのだけど、実際は真面目で引っ込み思案な部分もあったよう。ますます好きになった。
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作詞家の安井かずみさんが逝去される前に加筆訂正したエッセイ。
パリ、ベルリン、ロンドン、ニューヨークと生活の拠点を移し、華やかな人脈と芸術に身をおいた日々を書き起こしたエッセイだけど、実際には根無し草のようにと例える満たされない自己を見つめ続けることがテーマとなっていて、
「自分には元から何もなく、今も何もなく、それでも生きていける、生かされていることに気づく」までの旅の記録でもある。 -
読書ノート2冊目 1993/9/5~2005/4/30に記載