謎のチベット文明: 密教王国・世紀の大発見

著者 : 徐朝龍 霍巍

• PHP研究所 (1996年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[jaimaxさんの感想 · 2019年7月3日]

2019/7/3
考古学調査隊の紀行文。人が住みづらい高地なのにずっと昔から人は暮らしていたんだなぁ。しかも広範囲に。今よりは緑は多かったのだろうか？現在のチベットの風土も描かれていて、興味深かった。

[天津甕星さんの感想 · 2006年5月21日]

歴史書と言うより紀行書。肝心のピヤン・トンガ石窟群の記述が少なく不満が残る。ＮＨＫスペシャルで見たピヤン･トンガは凄かった。当時そのままと言って良い保存状態良好な壁画の数々と、まったくの荒野の中にある遺跡。ここでどんな歴史が繰り広げられたのかと思って本書を購入したのだが、その知的好奇心を満たしてくれなかった。