おいしいお茶がのみたい―本物の日本茶を求めて産地を歩く

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  • PHP研究所
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569553153

作品紹介・あらすじ

最高の一服、「純地域茶」「純品種茶」をご存知ですか?「伊久美の荒茶」「和束の宇治茶」「ふじかおり」「五家荘釜炒り茶」「嬉野玉緑茶」…。香味に優れた「地域別、品種別ストレート茶」の魅力を、豊富なエピソードとともに紹介する。お茶の入手先リスト付。

感想・レビュー・書評

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  • 朝日新聞の記者だった波多野さんは、果敢にも「お茶の消費者離れの原因はやぶきた一辺倒、深蒸し一辺倒を是とする茶業界全体にある」「消費者に作り手ごと、産地、品種ごとの味わいが楽しめる産地別品種茶という多様な選択肢を提供しないといけない」と主張され、ライフワークとして各地のおいしいお茶の生産者を紹介してこられた方。
    茶を飲んで感じる内容に、茶の品種から製茶の方法、保存の方法まで言い当てる鋭さも、現代のお茶事情の問題点を見極めていく武器になっているようだった。
    僕たちとは2世代ほどの先人たちが、茶の品種や製茶方法について苦悩してきた歴史を共有してきた記録は、変化前と変化の現在の両方を知っている最後の世代の記録でもあるように思え、かなり貴重だ。
    著者が取材した先の生産者も、なくなってしまった方が増えつつあり、現在ではかなり少ない。お茶について、これからどんなふうに、こうした方向性を共有、継承していくのか、とても心配だ。

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