- 本 ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569553412
感想・レビュー・書評
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石田三成が取り上げられてるのが嬉しいd(^_^o)
大大名等権力者でない者が日本を動かす醍醐味。
明治以降日本は権力者でない者が日本を動かしてきました。
明治維新も下級武士が台頭してきたし日本が戦争に行き着いたのも地方部隊の独走からと言えると思います。
僕も今生野区で仕事をしててここから何か変えていけるのではないかと日々模索しています。 -
歴史上で現在につながる功績、または、影響を残した人物についての詳細について理解できる。聖徳太子から始まり徳川家康まで順に見ることができるので時代の流れも改めて理解につながる。また、どのような影響を与えているのか、現在の日本の組織に例えて表現されていてわかりやすい。また、子供の頃に習った歴史の授業では学ばなかったようなことが学べ、勉強になる。
特に、聖徳太子が行った神・仏・儒の習合という習合思想は、現代の日本の宗教に対する考え方、生活様式、文化などに大きな影響を与えていると考える。 -
目の付け所が面白いです。
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通産省の官僚から作家へと転身し、戦後の1947~1949年生まれの国民を「団塊の世代」と命名した堺屋太一が、1998年の小渕内閣で経企庁長官に就任する際に世に贈った一冊で、先人たちの「国創り」に対する想いが描かれている。タイトルは「12人」なのだが、前編・後編の合計が12人という事で、本書には聖徳太子・光源氏・源頼朝・織田信長・石田光成・徳川家康の6人が登場する(光源氏は『源氏物語』の主人公で架空の人物)。いずれも日本の歴史に名を馳せた大人物だが、そんな彼らを現代のサラリーマンになぞらえた発想が面白い。「勤勉」「実直」「誠実」など、現代の日本人が世界に誇る国民性を確立した先人たちの活躍は、まさに日本を「創った」と言える。
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聖徳太子しか読まなかったが、聖徳太子が日本の仏教を広め、宗教戦争がない日本を築きあげたことを知った。
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"それぞれの時代で活躍した人物にスポットライトを当てた本。
・聖徳太子 神・仏・需習合思想の発案
・光源氏 上品な政治家の原型
・源頼朝 二重権限構造の発明
・織田信長 否定された日本史の英雄
・石田三成 日本型プロジェクト創造
・徳川家康 成長志向気質の変革" -
フォトリーディング&高速リーディング。
さすが堺屋太一と思った。このひとの歴史関連本は時代を超えて考えさせられ教訓的に現代にも言及する。圧倒的な知識量を感じる。
尾張兵が弱い理由や、信長がそれでも愚直に兵を金で雇うやり方をやめなかった理由が面白い。「卑怯者」と言われるのは、当時の常識を越えた画期的な戦略だったため。
娯楽としても面白いと思ったので星四つ。
ちなみに後編があるらしいが、速読用として手元にないので前編でおしまいにする。 -
前編は、聖徳太子、光源氏、源頼朝、織田信長、石田三成、徳川家康の6名が取り上げられている。
偉大な人物と謳う一方で、日本の悪い慣習や仕組みを作った人と批判的書かれている。
今の日本社会を元に、無理にこじつけをした感が否めない。
著者プロフィール
堺屋太一の作品






こんばんは。
いいね!有難う御座います。
やま
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