- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569563190
作品紹介・あらすじ
自らの生い立ちから丁稚奉公、松下電器の創業、昭和8年までの数多くのエピソードを交えながら事業成功の秘訣を語る半生の記。
感想・レビュー・書評
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働く意味とは何か、考えさせられた一冊であった。世のため人のために働く、これはこれで立派なことである。しかし、なぜそう思うのか。理由などは人様々であることは当然であるが、その自分なりの理由を本当の意味で理解している人は少ない。
著者は、しっかりとその理由を理解していた。だからこそ、こういった本を出せる人にまでなったのだと思う。
この春から新入社員となる人に、お勧めの一冊であった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なかなか剛腕な、そして一気に押し進めるような勢いがある人である。
その場での決断力、というかその場の情報で熟考した上での、自身の決断を持っている。
電池の製造とか、ラジオへの新規参入のあたりとか、自前でなんとかせず、先達をうまく使うところ、現代でも難しい局面。どうするか。 -
改めて読んだ。
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松下幸之助さんの人間性の滲み出る言葉、仕事に打ち込んだ人生、時代ごとの決断や松下電器の発展ぶりに感動。今なお日本が誇る経営の神様だと思います。
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読むと初心に返り、元気が出る本です。
新社会人として思っていたこと、考えていたことなど、忘れていたものが、取り戻せます。 -
ようやく読み終わった。
細切れ時間にちょこちょこ読み進めていたが、
1か月以上も時間を要した。
久しぶりに疲れる一冊だった。
内容は悪くはないと思うが、
正直事象の羅列で面白さに欠けていた。
幼少の頃から創業間もないところまでは非常に興味深かった。
まあ松下幸之助やパナソニックの原点を知るにはもってこいの一冊。
ただ、あくまでも松下幸之助の主観でのみ述べられた内容であり、
一方向的な見方でしかないことが気になった。
つまり、松下電器は(今で言う)M&Aなどを通して事業を拡大し、
みんなを幸福な方向へと導いてきたということだが、
果たして被買収者たちが実際のところどのように感じていたのかなど、
まわりの人間の率直な気持ちを知りたいなと感じた。 -
誠意をもって生きるってことが大事なんだと思った。
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松下幸之助創業者の半生