人間関係がラクになる心理学―悩みが消える、思いどおりの自分でいられる (PHP文庫)

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  • PHP研究所
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569564814

作品紹介・あらすじ

人間関係、悩んでいたのが嘘みたい。-必要以上に他人に気を使って疲れてしまうあなたに、"気になることは相手に言え""嫌いな相手を好きになろうとする必要はない""「いい顔」せず、ためらわずに素顔を示せ"など、カウンセリング心理学の権威が平易な語り口でズバリ、アドバイス。読んでいて思わず肩の荷がおりる50のハウツーで、こころも軽く、生きるのがラクになること請け負いの。

感想・レビュー・書評

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  • 後半部分は具体的な行動が示されていて参考になる。著者の本を読むたびに、そうかこういう考え方があったか!と錆びた身からポロポロ何か憑き物が落ちていくようで爽快である。自分の立ち位置が今ひとつ掴めないでいたが、文化人類学者の心境になって参加的観察に徹しよう、そう思った。早速明日から。それからこれを読むとアサーティブに話すとは具体的にどのような場面でどう話す事なのか、がよくわかる。

  • 人間関係について知りたくて読書。

    現代は人間関係によるストレスが大きい。考えてみると当然だといえる。人間の行動範囲の拡大、情報化により接する人間の数が爆発的に増えたからである。ヨソノモノからミウチへの傾向が強く、環境の変化に人間のコーピングスキルが追いついていないからだと思う。

    ・自己開示+クエスチョン
    まず自らが自己開示をすることを意識する。クローズドクエスチョンとオープンドクエスチョンを相手によって使い分ける。

    ・敵
    なるべく敵を作らない方ががベター。自慢、プライドを傷つけるような行為、言動に気をつける。適切な距離の置き方。

    ・水に流す
    興味深い点だと感じたのは、簡単に水に流さない方がいいこともあると述べている点である。それを成長への原動力へ変えることも時に必要だから。肯定的に捉えること。

    ・内省法
    自分の発言、行動が周りの人にどう思われるか感じられるか、どんな反応を起こすかを定期的に考えてみる。
    この習慣のあるなしが人の気持ちを理解できる人とできない人の分岐点となると思う。

    ポイントはよく観察すること。非言語も含めて、よく相手を観察して、柔軟に対応していくことが重要だと思う。

    読書時間:約45分

    JUGEMテーマ:読書

  • p14 自己開示から人間関係は始まる。

    p29 心を鬼にできる人は、相手の成長のためか、集団維持のためか、
       いずれにせよ他者の福祉を第一義に考える人である。

    p76 相手の時間をムダにしない。

       時間の使い方、6通り。

    p83 今の私はこれがベストですと宣言しながら瞬間瞬間を楽しめばよい。
       自己礼讃(じこらいさん)思想に徹することである。

    p88 人生に不遇は当然と考えよ。

    p92 「いい顔」せず、ためらわずに素顔を示せ。

    p98 相手の心を質問で捉える法

        2種類の質問
         → オープンドクエスチョン ・・・ 量の情報収集、なごやかなレクリエーション
         → クローズドクエスチョン ・・・ 質の情報収集、口の重い人

    p144 水に流すな

        人格と行動を分離して考えること。 
         → 自分のとった行動は確かに愚かだった。
          →しかし、自分は愚か者ではない。

    p166 ラショナライズ(いいわけ)するな

        まず、事柄をごまかさずに正直に対面する。
        そして、自分の人生プランに関連させて、その事柄はどう位置づけられるかを考える。

    p176 メンタル・リハーサルで人生を演出せよ

        もうすでにそれになった状態をイメージする。
        実際にアクションを起こす。

        メンタルリハーサルの効用3つ

         1.不安が消える
         2.周りが自分のイメージに引きずられ、いいように転がる可能性が広がる。
         3.自分の心まで変わってくる。

    p194 人のことが、すぐ羨ましくなったりする自分が嫌なのですが...

         A.自己研鑽の起爆剤にする。
           
            ねたむ自分を卑下しない。 むしろねたみを原動力にする。
            表面上は平気な顔をする。
            将来、人が必要とするであろうテーマを探し、それの権威者を目指す。


    p198 周囲の評判を気にせずにいるにはどうしたらよいのですか?

         A.考え違いをしていないか?
           
            人生で大事なことは、人の自由を奪わない限りにおいて、
            自分のしたいようにすること。
            
            → その結果、人が好いてくれたらそれに越したことはないと考えるのが良い。


    p202 どうしても好きになれない人がいるのですが...
         
         「嫌いだけれども、なすべきことはきちんとする」 と覚悟を決めることである。
         
          ex)嫌いな上司なら、自分のほうから挨拶する、経過報告をする。

          → 感情レベルのつきあいと役割上の付き合いを識別すること。


    p214 気が弱いのは直るでしょうか?

         給料の意味を考える。 → その立場の 「義務」 と 「権利」 を認識する。


    p216 非難するな、自己開示せよ

         × なぜ私を○○にしてくれないのですか?
         ○ 私はどこを改善すれば、○○になれるでしょうか? 
      
           →自分に焦点を合わせた言い方をする。 「統制の位置 locus of control」





  • 50個の項目で分かれているため自分の読みたいところだけ読めるところがいい。また、冒頭のハウツー本を馬鹿にしてはいけない云々の文章がよかった。内容もわかりやすく、まあまあ実践的。

  • How to 〜 ものを軽視する人がいる。しかし、ある状況、ある問題に直面した場合に、どのように身を対処するかという反応の仕方(コーピングスキル)は、人から教わって後天的に身につけていくものであると、カウンセリング心理学を専攻する著者は述べている。

    人間関係の悩みを解消したり、人間関係を潤したりするためのHow to 〜 の原理や基本概念が、多くの読者にとって読みやすい日常語で語られているという点がこの本の良いところである。(無数にある具体的事例の一つ一つにHow to 〜 を提示していたのでは切りが無い。ここでは、40の型(原理や基本概念)が大きく示されている。)

    人と仲良くするだけの守りの人間関係を構築するのみに留まらず、人間関係の中でいかに自分を打ち出していくか、という立場から執筆されていることもまた、この本の大きな魅力である。(斉藤)

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