日米・開戦の悲劇: 誰が第二次大戦を招いたのか (PHP文庫 ハ 8-1)
- PHP研究所 (1992年12月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569565163
作品紹介・あらすじ
日本とアメリカは、なぜ戦争しなければならなかったのか?あの太平洋戦争、そして第二次大戦とはいったい何だったのか?戦争を欲したルーズベルトが仕組んだ巧妙な「罠」、そしてパールハーバーの悲劇。次々と明らかにされる日米開戦の真実。本書は当時の状況をもっともよく知るアメリカの元下院議員が、無益な戦争を引き起こした権力者の野望と欺瞞を明らかにしていく。
感想・レビュー・書評
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ハミルトン・フィッシュ(共和党)は1920-45年にかけてアメリカ合衆国の下院議員を務めた人物で、戦時中の議会でフランクリン・ルーズベルト(民主党)を批判したことで広く知られる。
https://sessendo.blogspot.com/2018/11/blog-post_2.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
孤立主義を唱えルーズベルトを批判するハミルトンフィッシュによる一書。日米開戦に至った経緯をルーズベルトらによって画策された対日本への工作、イギリスやフランスが第二次世界対戦を引き起こす為に下準備をしていたことを見事に看破している。ルーズベルト率いる戦争内閣による対日本への画策事項も日本人以外のアメリカ人によって書かれたものは初めて見た。並びに如何にイギリスらもダンツィヒ問題を引き合いに出しナチスを戦争へ誘因し第二次世界対戦へ至らしめたかの経緯があまりにも貴重なものだ。
歴史の真実を暴いた一書である。
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