hakuro22さんの感想
2023年1月11日
あっと驚く名字の不思議 あなたの意外なルーツを探る PHP文庫 に-8-1. 1995年8月5日 第1版第1刷発行 著者:丹羽基二(にわ もとじ) 発行所:PHP研究所 4-569-56792-4 c0120¥P560E.
koochannさんの感想
2013年8月25日
主な苗字についてその起源を解説。苗字と家紋を辿ることにより、勿論のことながら、私たちの先祖について知ることが出来るのですが、僅か100年ほど前の明治の先祖について私たち普通の日本人が良く知らないということも寂しく感じます。いろいろな苗字から(例えば長谷川、菊池、阿南、村松・・・)どこ出身で何をしていたかが分かるというのも考えてみれば、凄い研究対象として面白いものですね。例えば村松は神官の家、恐らく伊勢の国出身。一方、松村の方は武士が多い。私自身の苗字の起源についても知りたいものです。少なくとも訓読の方が、音読より古いそうですから誤読される苗字よりは私の家の方が古そうです。
丹羽基二(にわ もとじ) 1919年、栃木県に生まれる。国学院大学文学部を卒業。文学博士。姓氏・家紋研究の大家。膨大かつ精緻な研究で、稀代の成果を遺した。2006年逝去。著書に、『〔家紋と家系〕事典』(講談社プラスα文庫)、『難読珍読 苗字の地図帳』(講談社プラスα新書)、『家紋大図鑑』(秋田書店)、『日本姓氏大辞典』(角川書店)、『姓氏・地名・家紋総合事典』(新人物往来社)、『人名・地名の漢字学』(大修館書店)など多数。 「2016年 『神紋総覧』 で使われていた紹介文から引用しています。」