何を書くか、どう書くか: 知的文章の技術 (PHP文庫 い 10-6)
- PHP研究所 (1997年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569569710
作品紹介・あらすじ
良い文章を書くには、単に文章の書き方にこだわるよりも、効果的な文章の組み立てを考え、相手に何を訴えるかを明確にすることが大事なのである。-文章を書くのは好きだけど、どうも思ったようにうまく書けないという人も、これから文章を書こうと思っている人も、この一冊さえあればもう大丈夫。テーマの決め方から書き出し、そして結論のまとめ方までを徹底的に論じた画期的な書。
感想・レビュー・書評
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#65奈良県立図書情報館ビブリオバトル「10年後にまた読みたい本」で紹介された本です。
サンジョルディの日にちなんで2部制の内の1部。
1部は通常のビブリオバトル、2部は奈良県内の書店員さんによるエキシビジョンマッチでした。
2016.4.16
https://m.facebook.com/events/1701471486762147?view=permalink&id=1715044465404849詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文章を書き始めるまでのネタ作りの点において参考になった。
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人生で最後に頼りになるのは自分だけ。突き詰めていけば、人間の精神生活というのは、他から切り離された孤独の世界だけだ。とすれば文章を書くことも、自分自身の楽しみであり、別な意味では自分自身との戦いでもある。だから具体的に誰それが読むとはっきりとわかっている読者と、もう一人自分の中にいる厳しい読者とその間を振り子のように行ったり来たりするとこrに読者がいる、というのがこの文章を誰が読むかの性格な意味になるのではないかと思う。
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1.大判ノート
400字詰め原稿用紙100枚くらいで、50綴りのノート1冊アイデアがいる
2.確認すること
?テーマに興味があるか
?どれだけ独自の意見があるか
?どれだけ材料があるか
3.自分の材料棚卸 = 泥縄式勉強法
知っていることを、全て書く(キーワードだけでいい)
何も見てはいけない、その後で抜けている所、不明確な所を埋めていく
4.集めたデーターに自分で質問する
一人で考えるなら、せいぜい200程度
複数でも、数百
5.心得(マーフィーの法則)
?何事も、見た目よりちょっと難しい
?何事も、最初の予定より時間がかかる
6.1〜2時間のインタビューで必要な質問は、150〜170、その内重要な質問は10〜12
7.書ける枚数
1日原稿用紙5〜10枚が限度だろう
8.1/10の法則
書く労力(日数)が1に対して、資料探し、整理が9必要
9.読み手のリサーチは大事
10.ライアンのルール
質問の答えが、60%分かってからインタビューしろ ⇒ それぐらい予備知識
が大切
11.とにかく書く
10〜15分テーマを頭に思い浮かべて、ひたすらノンストップで書く
12.深呼吸して、筋肉を強く緊張させた後弛緩、できるという自己暗示して書く
13.意見3割、データ7割が読みやすい
14.引用は全体の10%
15.書き出しが大事