ソクラテス最後の十三日 (PHP文庫 も 7-3)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569569734

作品紹介・あらすじ

「哲学の祖」とも称され、生涯を賭けて人間の本質を探究し続けた古代ギリシアの哲人ソクラテス。無実の罪に問われながらも、粛然と毒杯をあおって死を選んだ生き方の根底にあった思想とは?そして、人生の最後に見出した「生」と「死」の意義とは?死刑を目前にして牢獄でなされた13日間の思索と心の葛藤を丹念に描きながら、ソクラテスの人間像と思想の本質に迫る、著者初の長編小説。

感想・レビュー・書評

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  • ソクラテスについて小説風(何しろ読了したのがはるか昔なもんで記憶が曖昧です)に生涯を概述していて為になりました。個人的に幾らある程度本を読んだり音楽を聴いてその作曲者や時代背景、演奏、録音録画史などを調べ実演で接したり何らかの体験や経験をしてもなお自分に事あるごとに言い聞かせている「自分は無知である」という戒めを強く、今日に至るまで意識するようになった1冊かと記憶しております。

  • ソクラテス最後の日々

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著者プロフィール

1925年東京生まれ。東大文学部哲学科、同大学大学院社会学科を修了。朝日新聞編集委員などを歴任したのち著述に専念。旅を趣味とし、そのエッセイ・評論はユニークな洞察と巧みな筆致で多くの読者の支持を得た。

「2023年 『ニジェール探検行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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