村上武吉: 毛利を支えた水軍大将 (PHP文庫 か 23-1)

著者 :
  • PHP研究所
3.60
  • (1)
  • (4)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569569932

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 瀬戸内海で一時代を築いた村上武吉の半生について、時代の流れに翻弄されつつも、自由な存在としての姿が描かれていた。

  • 村上武吉という人物像がしっかり描かれています。また、小早川隆景とのやり取りもありました。秀吉による海賊禁止令が下された後の村上武吉は、かなり落ちぶれていたのがとても感慨深かったです。

  • 4-569-56993-5 403p 1997・3・17 1版1刷

  • 厳島の決戦を前に、重い心で海を見つめていた元就の耳に警固兵たちのどよめきが聞こえてきた。「大殿、丸に『上』の文字が見えまする」。村上水軍の旗じるしだ!「勝った。これで勝てる…われらの首がつながったぞ」。元就はだれにともなくつぶやきかけた。―毛利とくみしながらも軍門にくだることを拒み続け、信長、秀吉らとも互角にわたりあった「自由の民」村上武吉の生涯。

    2010.8.30読了

  • 戦国時代村上水軍の頭領だった村上武吉を小説にしたものだが、どうもPHP文庫の小説は好きになれない。
    あまりメジャーではない、というかたくさんは売れていない作家が多く、読んでみるとその理由が分かる気がする。

  • 厳島の決戦を前に、重い心で海を見つめていた元就の耳に警固兵たちのどよめきが聞こえてきた。「大殿、丸に『上』の文字が見えまする」。村上水軍の旗じるしだ!「勝った。これで勝てる…われらの首がつながったぞ」。元就はだれにともなくつぶやきかけた。―毛利とくみしながらも軍門にくだることを拒み続け、信長、秀吉らとも互角にわたりあった「自由の民」村上武吉の生涯。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1947年、東京生まれ。慶應義塾大学卒業。2012年歴史時代作家クラブ賞、2021年『翔』で加賀乙彦推奨特別文学賞受賞。著書に『吉良の言い分』『真田信幸』『徳川家康』『光秀の言い分』『織田有楽斎』等。

「2022年 『家康と信康 父と子の絆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岳真也の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×