ゆらぎの不思議: 宇宙創造の物語 (PHP文庫 さ 18-2)

著者 :
  • PHP研究所
3.64
  • (3)
  • (1)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 60
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569570594

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 文学部にも優しい、「1/fのゆらぎ」についての科学本。

  • 宇宙の始まりはほんの少しの「ゆらぎ」からだった。という、宇宙誕生の不思議を科学的な目線だけではなく、文学や芸術や宗教的な目線で描いた本です。私個人としては、あまりにもツボ過ぎる内容に感動してしまいました。佐治晴夫先生のものを観る視点の素晴らしさと、優しい文書にすっかり魅了されました。各章ごとに引用されている金子みすずさんの詩もあまりにも素敵で、すぐに詩集買ってしまいました!
    ときかく、科学的な本は難しいんじゃないかと思っている方にも親しみやすい内容になっていると思います。

  • 1月のお話 なぜ宇宙が美しいのか
    2月のお話 星はどこからやってきたのか
    3月のお話 神話に見る宇宙のはじまり
    4月のお話 宇宙のはじまりを考える
    5月のお話 「無」とは何だろう
    6月のお話 「ゆらぎ」とは何だろう
    7月のお話 「ゆらぎ」を目で見る
    8月のお話 「フラクタル」の不思議を考える
    9月のお話 すべては「1/fゆらぎ」の中で
    10月のお話 E.T.との対話を考える
    11月のお話 なぜ宇宙は存在するか
    12月のお話 ”宇宙のひとかけら”としてどう生きるか
    (目次より)

  • 分類=宇宙物理学。97年9月。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1935年東京生まれ。理学博士。鈴鹿短期大学名誉学長。日本文藝家協会会員。大阪音楽大学大学院客員教授。元NASA客員研究員。東大物性研究所、玉川大学、県立宮城大学教授などを経て、2004年から2013年まで鈴鹿短期大学学長。量子論に基づく宇宙創生理論「ゆらぎ」研究の第一人者。NASAのボイジャー計画、“E.T.(地球外生命体)”探査にも関与。また、宇宙研究の成果を平和教育のひとつとして位置づけるリベラル・アーツ教育の実践を行ない、その一環としてピアノ、パイプオルガンを自ら弾いて、全国の学校で特別授業を続けている。主な著書に『宇宙の不思議』(PHP研究所)、『夢みる科学』(玉川大学出版部)、『二十世紀の忘れもの』(松岡正剛との共著/雲母書房)、『「わかる」ことは「かわる」こと』(養老孟司との共著/河出書房新社)、『からだは星からできている』『女性を宇宙は最初につくった』『14歳のための物理学』『14歳のための時間論』(以上春秋社)、『THE ANSWERS すべての答えは宇宙にある!』(マガジンハウス)など。

「2015年 『量子は、不確定性原理のゆりかごで、宇宙の夢をみる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐治晴夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×