井伊直政: 逆境から這い上がった勇将 (PHP文庫 た 34-2)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569573519

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  • 4569573517 357p 1999・12・15 1版1刷

  • 勇壮な赤備えで戦場を疾駆し、徳川四天王の一角として名を馳せた勇将・井伊直政。彼のその武勇の裏には、流浪の身という逆境から自力で這い上がって来たことへの自信が、深く刻みこまれていた。「流れ者」の境涯の中で培った、粘り強くかつ、人を魅きつける性格で、家康に愛され、滅亡した武田家の遺臣たちに慕われて、乱世を生き抜いた、エネルギー溢れる男の姿を描く長編小説。

    2010.7.21読了

  • 勇壮な赤備えで戦場を疾駆し、徳川四天王の一角として名を馳せた勇将・井伊直政。彼のその武勇の裏には、流浪の身という逆境から自力で這い上がって来たことへの自信が、深く刻みこまれていた。「流れ者」の境涯の中で培った、粘り強くかつ、人を魅きつける性格で、家康に愛され、滅亡した武田家の遺臣たちに慕われて、乱世を生き抜いた、エネルギー溢れる男の姿を描く長編小説。

     2003年5月8日再読

  • 消化不良の1冊。6歳頃から世に出る前辺りまでに割くページ数が多いゆえかと思いますが、出世活躍していく場面が簡単に触れられる程度でした。

  • 徳川四天王の一人,
    井伊直政。
    四天王の中で、唯一譜代の家臣ではない
    井伊がどうして、ここまで成り上がれたのか!?
    彼の人生が分かる本。

    部下には厳しく、己にはもっと厳しい
    孤高の赤備え!

  • 徳川四天王の一人、井伊直政の生涯。他の三人(酒井・榊原・本多)のような譜代の家臣ではなく、いわば降伏人だった彼が、何故四天王と呼ばれるようになったのか。逆境から這い上がってきた直政の生き様が書かれている。
    2006.03.18読了
    <strong>関連リンク→<a href="http://kazusanosukede.gozaru.jp/" target="_blank">上総介 戦国書店</a></strong>

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著者プロフィール

1938年、埼玉県坂戸市生まれ。
同志社大学文学部社会学科卒業。新聞学を専攻。
立命館大学大学院史学科修士課程修了。
専攻は、日本近代史。
立命館大学助手を経て、著述専業、歴史研究家・作家に。
これまでの刊行著作は112冊。

主な著書
『徳川慶喜 近代日本の演出者』(NHKブックス)
『麒麟、蹄を研ぐ 家康・秀忠・家光とその時代』(NHK出版)
『武芸者で候 武蔵外伝』(NHK出版)
『風狂のひと 辻潤 尺八と宇宙の音とダダの海』(人文書館)
『オイッチニーのサン 「日本映画の父」マキノ省三ものがたり』(PHP研究所)
『京都の謎(シリーズ)』(祥伝社)
『文学でめぐる京都』(岩波ジュニア新書)
 (復刊タイトル『古典と名作で歩く本物の京都』)
『大杉 栄』(清水書院)
『連作 後白河法皇【上】 王朝活劇 歌の声』
『連作 後白河法皇【中】 大原寂光院 亡魂慰霊の鐘の音』(人文書館)など。

「2020年 『阿波内侍から島倉千代子へ 祈りの響き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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