自分に気づく心理学 幸せになれる人・なれない人 (PHP文庫)

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  • PHP研究所
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レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569574004

感想・レビュー・書評

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  • 加藤諦三の本はこれに限らずとても読みにくいです。あまり理論的とは言えず、事実や事柄の羅列。そして同じことを繰り返し何度も主張するところなど。

    ただ、内容的には得るものもありました。

    この本の中心概念は「甘えの欲求」です。
    生きづらい人は常に甘えの欲求を持っており、そして満たされておらず常に飢えている。
    幼少期に満たされなかった甘えの欲求に自分で気づくことが、生きづらい自分を変える第一歩なのだ、と。
    では、満たされなかった甘えの欲求をどう満たすのか。その答えは、甘えの欲求を他者に求めるのではなく、まず自分の本当の感情に気づき、ありのままの自分を認めること。そして、自分が自分の保護者、母親となり、ありのままの自分を徹底的に守ってあげること。

    というような内容でした。
    結論は「本当の感情を取り戻し、ありのままの自分を認め、保護してあげること」と短くまとめられますが、じゃあ、本当の感情を取り戻すってどうやってするの?、自分で自分を保護するってどういうこと?、と、とにかく結論部までなんとか読み終わっても、浮かんでくるのはさらなる疑問。少しの気づきはあったけれど、根本解決には別の本(もっと内容があり理論的な本)が必要だなというのが正直な感想でした。
    しかし、今まで自分のことについて深く考えたことがなかったような人にはちょうどいい本なのかもしれません。
    ただ、私自身はきっともう加藤諦三の本は読まないと思います。

  • 自分を知るために必要な本であった
    まさに自分はこの愛情が足りていないと感じる
    自分のことであっても、ここまで奥深い深層心理のようなものだと
    正直わからない
    ただそういうことも頭にいれておくと、生きやすくなったりするんでは

  • グサグサ厳しく消耗したにゃ

  • 人の心を見つめてきた学者である著者の救いを求める(自分で意識していなくても)人の心の動きや仕組みを解説した本書。

    読み進めていくうちに、自分や周りにも当てはまることが書いてあり、自分は本当は辛かったんだと認められるようになる。

    この本を読むと、悪魔を倒すには悪魔の名前を知ること。ということが思い出される。
    またおそらくこの本で言われていることは机上の空論ではなく、身の回りで起きていることに当てはまることばかりのように思う。

    本書の中には珠玉の言葉が多数書かれているが、自分が読んでいてこれが重要かなと思うのは以下の一言。

    幼年期・少年期に親に甘える(気兼ねなく自分のわがままを通すこと、またそれができる安心感)が出来なかった人は、成年しても人に甘えたい願望を残したまま成長する。しかし本人はそれを否認したいため、それは他人に対する攻撃、依存、恩を売るなどの行為として表出する。この状況を変えるには、まず自分の中に甘えの欲求があることを認め、自分の中に客観的に自分を見て、受け入れてくれる自分を作ることが肝要。

  • 旅行に行って自分の思い通りにならなく、癇癪を起す父親。大人になってうまく甘えられないということだと記述があり、確かに、目からうろこでありました。

    うまく甘えられるようになるといいんだなと。

    内容自体はなんとなく理解できるのですが、読んでいてなぜか疲れる文章でした。ビシビシ、指摘(説教?)しているような文章に感じてしまった。
    あと、幼少期の親との関係にすべて結びついてしまうところも、あまり実感はなかった。

  • 子供なのに、精神的には親の役割をしてきた人、親の機嫌を伺う必要があった人、親に気を使う必要があった人、家族の空気を読んで行動を選んでいた人、将来の設計図に幼少期早々から親の介護が含まれてしまった人、未来を思う時どうしても跡継ぎを気にしなくちゃいけなかった人、、、そんな人におすすめです。
    人生設計の中に、親の安全を確保することの多くを取り込まなければならなかったとしたら、どうしてその子は将来を楽しいと思えるだろうか、と言う普通の疑問を自分自身に問うことを許すと、本当の意味で自身自身の人生設計に取り組めると思いました。

  • 読んでいて、自分の心の奥底を切り開かれるようなつらさと、その先にある深層を見せられるような納得感がありました。自分の長く家族との確執・わだかまりを持っていて、この本を読んで自分の状態が少しわかった気がしました。
    まだまだ克服までは行きませんが、どうしたらいいのか?どうしたいのか?という指針にはなりそうです。

  • 自分に当てはまる事ばかり書かれていて、
    読むのが苦しかった。けれども、
    そこにあったのに気付かなかったもの、
    気付けなかったものが見えた。
    文章に偏りがあるようにも思うが、
    誰しも得る物があると思う。

  • 自分や周りの人の心に気づく事が出来る本だと思う。私も今から自分を大切にしなくては。

  • 私の人生の教科書です。私を精神的に育ててくれた師匠が教えてくださいました。摂食障害と正式に診断された自分が、一人前の人間として善良に、幸福に生きるために、生まれ変わろうと進み始められたのは、この本の哲学があったからです。今でも紐解きながら、何度でも初心に立ち返って自分に向き合っています。ボーダーラインと書き込みだらけです(笑) おすすめです。正直アダルトチルドレン、うつ気質の人、幼稚な人で生き方を変えたい人は皆読むべきだと思いますね。専門書ではなく、一般書ですから少し頑張れば読めるものです。

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著者プロフィール

1938年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学大学院社会学研究科修士課程修了。現在、早稲田大学名誉教授、ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問(元理事)。ニッポン放送系ラジオ番組「テレフォン人生相談」のレギュラーパーソナリティを約半世紀つとめている。

「2018年 『怒ることで優位に立ちたがる人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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